アマチュアボクシングに転向した第2代K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(神奈川県/AIR銀座タワー)が、2025年12月17日(水)~21日(日)愛知・西尾市総合体育館で開催された『第77回全日本社会人ボクシング選手権大会』に出場、社会人女子48kg級で見事優勝したことを自身のSNSにて報告した。
菅原は2024年12月に王座返上とK-1からの卒業を発表。2024年3月のRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪との試合を最後に、アマチュアボクシング転向を決意し、秋の国体、12月の全日本選手権出場を目指すと宣言した。その年の出場はならなかったが、2025年7月に開催された『2025年度 全日本選手権大会関東ブロック予選会県予選会(女子)』にエントリー。ここでデビュー戦を行う予定だったが、最軽量級の女子ライトフライ級(48kg以下)にエントリーしたのは菅原1人。計量をパスしたため、第1位に認定された。
【写真】10月に台湾で行われた由緒あるトーナメントで優勝した菅原 10月には台湾に渡り、『第10回台湾原住民ボクシング選手権』に出場し、48kg級トーナメントで優勝を飾った。
そして今回。菅原は「全日本社会人選手権優勝しました。国内初タイトル!嬉しいです! 怪我もあって、思うように出来なくて、そんな状況でも勝ちきれたのは良かったです」と、優勝した喜びを綴る。
続けて「私こんなもんじゃないんで! 伸び代いっぱいなんで! って気持ちで年内もしっかり成長できるように頑張ります。ありがとうございました!」と、来年のさらなる飛躍を誓った。