▼フライ級 5分3R
×砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)初代・ストロー/フライ/Sフライ級K.O.P. 29勝13敗4分 57.0kg
[2R 4分46秒 TKO]
〇時田隆成(トライフォース東中野)2勝 57.05kg
“Theレジェンド”砂辺光久が、4月の前田浩平戦の判定負けから連続参戦。31年目のパンクラスにその名を刻む時田はデビュー戦で齋藤楼貴に判定3-0の完封勝利を収めたもののフィニッシュが欲しかった。今回は狙い通り決められるか。
砂辺「PANCRASE王になるためにもう一度戻って来ました。以上」
時田「明日は愛と感謝を持ってブッ飛ばしたいと思います」
1R、いきなり中央に走り込んだ砂辺。「ハイブリッドレスリングをやる」という。サウスポー構えの時田はレスリングベース。平田直樹とも練習をしている。
時田のダブルレッグテイクダウンに砂辺は下からニンジャチョーク狙い。それをかわした時田は徐々に登ってパウンド。その際で立とうとする砂辺をパウンドしながらコントロールする時田。両足をフックしてパウンド、バックマウントでアゴ上からリアネイキドチョーク狙い。4の字に組み変えた時田の背後からのパンチに、被弾しながらも砂辺は亀から動いて顔を防御。脇下で腕を挟んで凌ぐ。
2R、中央を取る時田が早々にシングルレッグでドライブ。金網で上体を立てる砂辺の立ち際をバックにつき、4の字でバックコントロール。背後からパウンチを連打。リアネイキドチョークを狙いつつ、バックマウントからのパウンドの連打で砂辺の動きが鈍り、レフェリーが間に入った。時田は試合後「これから僕がフライ級を盛り上げる」と宣言した。