Krush.171
2025年2月24日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第11試合)Krushライト級トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
〇西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R 2分29秒 ※左フック
×古宮 晴(昇龍會)
※西京がトーナメント優勝。
8人で争われたワンデートーナメントの決勝戦は、1回戦・準決勝ともタフなファイトを勝ち抜いてきた優勝候補・西京と古宮で争われた。
セミファイナルが2RでKO決着だったため、短い休憩で始まった。


1R、距離を探り合う両者。古宮はボディへのワンツー、西京は左インローと前蹴り。古宮が飛び込んでくるとワンツーを合わせていく西京。古宮の左ミドルに左フックを合わせにいくが空振り。西京は右カーフから右ハイ。両者とも相手の攻撃をステップでかわしていく展開が続く。右をフェイントにして西京はいきなりの左フックで最初のダウンを奪うと、立ち上がった古宮にワンツー・スリーでの左フック。古宮がダウンし、西京のKO勝ちとなった。

コーナーに登り、勝利をアピールする西京。古宮はコーナーに座って号泣。勝者と敗者のコントラストは鮮やかだった。

優勝トロフィーと賞金を手にした西京はマイクを持ち「ありがとうございました。むちゃむちゃ疲れましたね。1回戦で足を痛めて正直準決勝も決勝もメンタル的にきつかったんですが、何とか気合いで優勝できました。最後はKOでいい感じで締められたと思うので、次はK-1のチャンピオンを目指していくので注目お願いします」と話した。
試合後のインタビューには車椅子で現れ、「過酷すぎました。1試合終わって回復する時間が全然なくて疲れ切った状態で準決勝、決勝でした。足は準決勝も厳しいなって感じで。足で倒れなくない、その気持ちで戦いましたが、準決勝で狙われて1R危なかったです」と振り返り、優勝できた要因は「気持ちですかね。準決勝、決勝は気持ちでした」と強い気持ちで乗り切ったと語った。





