▼第5試合 Krushライト級トーナメント 1回戦第4試合
〇古宮 晴(昇龍會)
判定3-0 ※30-27、30-27×3
×永澤サムエル聖光(林商店)
※古宮が準決勝へ進出。

古宮は聴覚障害のハンディを持ちながらもABEMAの『格闘代理戦争』で史上初の3人抜きに成功するなど大活躍。2020年4月にプロデビューし、2021年8月にはK-1甲子園 -65kgで優勝を飾った。プロでは2戦目で初黒星を喫するも、その後は5連勝と波に乗った。2024年はDEEP☆KICKに参戦し、6月には第6代DEEP☆KICK-63kg王座を奪取。10月のK-1では篠原悠人をKOしたが、12月のKrushで西京佑馬に敗れた。戦績は10勝(3KO)3敗。

永澤は新日本キックボクシング協会で日本ライト級1位まで昇りつめ、トップランカーとして活躍。ジャパンキック旗揚げ後は2020年1月大会で興之介を右フックでマットに沈めて第2代ライト級王座に就き、9月にはNJKFで鈴木翔也からダウンを奪っての判定勝ちでWBCムエタイ日本統一バンタム級王座も獲得。2022年7月にWMOインターナショナル王座決定戦をコンデートと争い、判定勝ちで三冠王となった。2024年8月、Krushに初参戦も里見柚己に初回KO負けを喫した。11月、第6代Krushライト級王者の瓦田脩二に判定勝ちで初勝利。戦績は29勝(12KO)12敗4分。

1R、得意の蹴り技で先制した古宮は、スピードと伸びのあるワンツーもヒットさせ、これに永澤がグラつく。スリップで倒れて起き上がった永澤は動きもスローで足元がふらついていたが、徐々に立て直して左ボディ、左ローも蹴る。
2Rは永澤がペースを上げて打ち合いに行ったが、古宮が左ボディからの左フックでダウンを奪取。しかし、立ち上がった永澤が左右フックとアッパーで逆襲。しばらく古宮を追いまわす展開となったが、息を吹き返した永澤が前蹴りとハイキック、ワンツー、左ボディで優勢に。
3R、スピードで優る古宮がワンツーをヒットさせ、蹴りも放つ。そのスピードに永澤は追いかけていきパンチを出し続ける。左ローはヒット。古宮がステップで永澤の攻撃をかわし、当てるを繰り返し、判定3-0で準決勝へ進出した。




