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レポート

【Krush】決勝は西京佑馬が初回KOでライト級8人ワンデートーナメント優勝「過酷すぎました」。古宮晴が天野颯大を振り切る、西京佑馬が昇也とのタフファイトを制して決勝へ進出。準決勝進出は昇也、西京佑馬、天野颯大、古宮晴

2025/02/24 17:02

▼第2試合 Krushライト級トーナメント 1回戦第1試合
〇昇也(士魂村上塾)
KO 2R 2分40秒 ※右フック
×伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
※昇也が準決勝へ進出。


 昇也は2019年12月のBigbangで行われた王座決定戦を制して第4代Bigbangスーパーライト級王者となった。2021年4月にKrush初参戦。瓦田脩二、児玉兼慎には敗れたが、2022年10月に瓦田脩二から延長戦の末に判定勝ちでリベンジ成功。2023年8月に古宮晴から延長戦で勝利を奪うとKrushでは3連勝している。サウスポーから多彩な蹴り技を繰り出し、左フックを強打するタイプ。戦績は22勝(8KO)11敗3分。


 伊藤は3連敗を喫した後、2022年6月に階級をライト級に上げて初戦で南雲大輝に2RKO勝ち。9月は弘輝に判定で敗れるも12月は鈴木翔也に判定勝ち。2023年2月には堀井翼から得意の右フックでダウンを奪って判定勝ちした。7月にはK-1でティントーンからも判定勝ち。2023年9月のK-1横浜大会で里見柚己をKOし、2024年2月に里見が保持するKrushライト級王座を懸けての再戦でもKO勝ちして王座に就いた。しかし、7月の初防衛戦で大岩龍矢に敗れて王座を失い、12月は児玉兼慎に判定で敗れた。戦績は15勝(5KO)14敗4分。

 1R、伊藤はサウスポーの昇也に右ミドルと右インカーフ、昇也も左インローを蹴っていく。打って、蹴って左へ回り込んでいく伊藤。ワンツーをもらった昇也は打ち合いに行くが、伊藤はこれに突き合わずテンカオを突き刺す。

 2R、蹴りから右ストレートを当てていく伊藤だが、昇也の左フックをもらってガクッと腰を落とす。このチャンスに一気にパンチで畳みかける昇也。伊藤も打ち返しながら左へ回り込んでいき、昇也に詰めさせない。逆に右フックを連続ヒットさせ、流れを完全に斗ぢ戻したかに見えたその時、コーナーを背負った伊藤に昇也の右フックが爆発。

 崩れ落ちる伊藤。立ち上がるも足元がフラつき、昇也の見事なKO勝ちとなった。しかし、右目下が大きく腫れあがり、準決勝への影響が懸念される。

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