キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】棚澤大空と中田史斗が大会ベストバウト、決勝進出は棚澤と山田貴紀。女子は百花と花田麻衣が勝ち上がり

2025/02/16 10:02

▼第5試合 DEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
◯保井広輝(LoTgym)
判定3-0 ※30-28×3
×弘樹(Y'ZD GYM)
※保井広輝がトーナメント決勝に進出。


 第8代王者・中嶋愛樹斗(OISHI GYM)の王座返上を受けスタートした、DEEP☆KICK-55㎏王座決定トーナメント。その準決勝で、保井と弘樹が激突した。


 1R、王座奪取を目論むK-1ファイターの保井は左右のボディブローを武器に攻略にかかる。対する弘樹は抑揚のある動きから右フックを繰り出す。筆者の採点ではイーブン。マストなら、やや沖縄出身で現在は大阪在住の弘樹が優勢な展開だったか。


 続く2R、リーチの長い保井は左をクリーンヒットさせるも、弘樹も左のテンカオを返して決定打を許さない。それでも諦めない保井は左を追撃さらに左ストレートと右カーフをつなげ、試合の主導権を握る。その後も右のカーフを浴びせていくと、弘樹は足元がフラフラに。


 このチャンスを逃す手はない。3R、保井は粘ろうとする弘樹に左右のパンチの連打やカーフで追い打ちをかける。最後はテンカオで押し切り、試合終了のゴングを聞いた。


 判定は三者とも30-28で保井。もうひとつのトーナメント準決勝は3月大会で行なわれる井上大和(NJKF TOKEN KICKBOXING GYM)vs駿希(BKジム)。その一戦について試合後マイクを握った保井は「昔からお世話になっているBKジムの駿希君とできたらいい」とアピールした。

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