▼第2試合 Krushフライ級 3分3R延長1R
×石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning/初代KPKBインターナショナル・フライ級王者)
判定0-3 ※27-30×3、29-27
〇海凪(team NOVA) Minagi)
石郷は初代KPKB(九州プロキックボクシング)フライ級王者のサウスポー。2021年11月からKrushに参戦し、これまで1勝3敗2分。2024年8月にはKPKBインターナショナルフライ級王座も獲得した。通算戦績は4勝(1KO)4敗2分。
海凪は3勝(1KO)2敗のサウスポー。2024年6月のKrushに初出場して元太郎をKO、8月の2戦目は上遠野寧吾に判定負けしている。
1R、サウスポー同士。前に出る海凪にジャブで対抗する石郷。両者とも積極的に打ち合いを演じる。
2Rも前に出る海凪を右フックで迎え撃つ石郷、すぐにジャブを突き、左カーフを蹴る。海凪はワンツーで出入りするが石郷はテンカオで迎え撃つ。強烈な左カーフを蹴る石郷は右ミドルも。左右フックで前に出る海凪を蹴りで迎え撃つ。連打をまとめる海凪に一瞬動きが止まる石郷だが、すぐに打ち返す。互いに左ストレートを当て合う中、打ち合いで海凪が右フックでダウンを奪う。左カーフと左右フックで前に出る海凪。倒しにかかるがラウンド終了。
3R、石郷の左カーフに尻餅をつく海凪だがこれはスリップ。左ボディから右フックを打つ石郷だが、海凪は顔面へ左右フック、ボディをミドルと前蹴りで攻める。ボディへの蹴りからパンチで攻める海凪が前へ押していき、石郷も右フックと左カーフで必死の抵抗。前蹴りを突き刺す海凪が石郷にロープを背負わせるが、石郷の左がヒット。海凪はまるで伝統派空手のような構えで前後にステップを踏む。
ラスト10秒は海凪が打ち合いに行き、石郷も応じて足を止めて左右フックの打ち合いとなる。場内が盛り上がる中、試合終了。海凪が熱戦を制した。