▼第5試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
×岩﨑悠斗(サイガジム)
判定0-3 ※26-27、26-28×2
〇川﨑聖亮朗(HIGHSPEED GYM)
岩﨑は高校時代にK-1甲子園に出場し、プロデビュー後はJ-NETWORKスーパー・ライト級王座とS-BATTLE KICKライト級タイトルを獲得。2013年7月からKrushに参戦すると、東本央貴、佐々木大蔵、安保瑠輝也から勝利を収めた。しばらく試合から離れていたが、2022年4月にKPKB(九州プロキックボクシング)に参戦し、ダルビッシュ黒木から復活のKO勝利。同年8月のK-1ではいきなりゴンナパーに挑んだが、TKO負けを喫した。前戦は2024年9月に蓮實光からKO勝ちを奪っている。戦績は22勝(10KO)6敗2分。
川崎は泰斗にKO勝ち、東本央貴に延長判定勝ち、瓦田脩二にKO勝ちと3連勝を収めたが、その後は篠原悠人、大沢文也、里見柚己らに敗れて泥沼の5連敗を味わった。2023年11月、斉藤雄太にKO勝ちして連敗を脱出。戦績は10勝(7KO)9敗。
1R、前へ出る岩﨑が圧をかける。川﨑はジャブを突き、飛び込んでの右ストレート。岩崎はじりじりと近寄って行くと右ロー。岩崎がパンチを打つと川﨑はしっかりとブロックして左フックを当てていく。それでも前に出る岩崎には川﨑が右ローを3連発。岩崎が左フックを打ったところへ川﨑がたびたびヒットさせていた左フックを返してダウンを奪う。しかし再開直後、岩崎の右ハイキックで川﨑が転倒し、これがダウンとなる。
2Rが始まってすぐ、出会い頭の左フックの相打ちで川﨑ダウンを追加。前に出る岩﨑に川﨑が右カーフを蹴り、岩崎が前に出てこれなくなる。サウスポーになった岩崎に右インローも蹴る川﨑はローから連打。前へ出てパンチを繰り出す岩﨑だがフックは空を切る。川﨑はかわして右カーフ、右インロー。
3R、サウスポーの岩﨑は前へ出て打ち合いに行くが川﨑はロープを背負いながら打ち返す。離れると川﨑は右インロー狙い、岩崎がローを蹴られないように前へ出て距離を詰め、左右フックで攻めていく。左ミドルも強く決まり、さらに左フック、左ハイ、左ストレートを打つ岩崎。川﨑も右フックで反撃。岩﨑の圧に川﨑はコーナーを背負うが脱出。ラスト10秒、打ち合いに来た岩崎に川﨑も応じてロープを背負って打ち合う。
判定3-0で左フックを巧みに当てていった川﨑が勝利を収めた。