▼第6試合 Krushライト級 3分3R延長1R
×瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/第6代Krushライト級王者)
判定0-3 ※28-30×2、29-30
〇永澤サムエル聖光(林商店/WMOインターナショナル・ライト級王者)
瓦田は伸びのある右ストレートを武器にアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。東本央貴、川崎真一朗、ワン・ジーウェイに敗れたが、その後は覚醒して2021年7月・9月の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で優勝し、王座に就いた。2019年12月から8連勝と快進撃を続けていたが、2022年2月のK-1で篠原悠人に判定で敗れて連勝がストップ。4月には初防衛戦に臨んだが大沢文也に敗れ王座を失った。2023年10月にKPKBで勝利しているが、K-1グループでは泥沼の5連敗。戦績は15勝(7KO)6敗。
永澤は新日本キックボクシング協会で日本ライト級1位まで昇りつめ、トップランカーとして活躍。ジャパンキック旗揚げ後は2020年1月大会で興之介を右フックでマットに沈めて第2代ライト級王座に就き、9月にはNJKFで鈴木翔也からダウンを奪っての判定勝ちでWBCムエタイ日本統一バンタム級王座も獲得。2022年7月にWMOインターナショナル王座決定戦をコンデートと争い、判定勝ちで三冠王となった。2024年8月、Krushに初参戦も里見柚己に初回KO負けを喫している。戦績は28勝(12KO)12敗4分。
1R、開始と同時に前へ出る永澤に瓦田はワンツーを伸ばして下がらせ、左ミドル蹴る。至近距離でも両者打ち合い、瓦田はそこでヒザも出す。瓦田は右のパンチを多用、頭を下げて上から被せるように打つ。永澤はブロックを固めて前へ出て左ロー。瓦田は一度攻撃に回ると右の連打と蹴りで攻撃をまとめる。永澤はガードを高く上げて前へ出て行き、左ローを蹴る。
2R、永澤は左ローを蹴っていき、左右フックに。瓦田は被せるような右を打ち、ジャブを突く。このラウンドもブロックを固めて前に出て行く永澤が左ロー蹴る。これに後退し始めた瓦田に永澤は左ボディ。瓦田も下がりながら左ボディ、右ボディストレート。永澤はワンツーで前へ出て行き、左ローと左ミドルを蹴る。瓦田も右フックを中心にパンチを繰り出すが、永澤に押された。
3R、前に出る永澤が左右フック、左ロー。瓦田はワンツーを伸ばして右カーフを蹴るが、永澤の左右フックに下がる。どんどん前へ出て左ローと右ローを蹴る永澤。左ボディも打つ永澤。左右の連打で前へ出て行く永澤に瓦田も頭を下げての左右フックで応戦。