▼第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
〇髙橋 亮(TRIANGLE/第8代NKBバンタム級王者)
判定3-0 ※29-28×2、30-28
×井上竜太(習志野ジム)
髙橋は“髙橋三兄弟”の次男で、2019年6月にホームのNKBでバンタム級に続いてフェザー級のタイトルも奪い、2階級制覇に成功。2020年は「ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント」で決勝へ進出したが、村田裕俊に延長戦で敗れて優勝を逃した。2021年5月の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」では1回戦で白鳥大珠に敗れ、2022年3月には大雅とドロー。大怪我から復帰した2024年4月、漢気トーナメントの1回戦でパヌワットに初回KO負けを喫した。
井上は元K-1で活躍したプライチュンポンのチームに所属。2024年2月、櫻井健を左ハイキックで3RにKO勝ちした。
1R、サウスポーの高橋が左ミドルをバンバンと蹴っていき、井上も右ローと右インロー。蹴りとワンツーを使い分ける高橋。井上は前に出て右ミドルからパンチを打つが、高橋が上手くかわして右フック、左ストレートを入れる。高橋は左ローを2発蹴っておいて左ストレート。さらに左ローを蹴る。
2R、右ミドルからパンチにつなぐ井上に、高橋は左ローを蹴って近付くとヒザ。互いにミドルを当て合い、パンチも被弾する。高橋が左ストレートからの右フック、井上は左フック。左の三日月を蹴る高橋は左ハイを蹴ってもう一度三日月。井上はすぐに右ミドルを蹴り返して一歩も退かない。
3R、高橋が左の強打を当てても井上は退かずに打ち返す。左ボディ、ヒザ、左ミドルと上手く当てる高橋に荒々しくも前へ出て攻撃をヒットさせていく井上。右ミドルからのバックハンドブローも繰り出す。高橋は左ミドル、左ローで距離を取っての左ストレート。井上がラスト10秒で打ち合いに行き、高橋も打ち合う。