▼第7試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
×琢磨(OFA/第6代Bigbangスーパーライト級王者)
判定1-2 ※30-29、28-30×2
〇TAKU(TARGET/同級4位、Stand up King of Rookie 2023 -63kg級優勝)
琢磨はパンチが武器で、2017年2月にNJKFフェザー級王座を獲得。同年11月にはWBCムエタイ日本王座にも就いて二冠王となったが、2019年2月に葵拳士郎に敗れて王座を失った。2021年2月にはレジェンドの国崇を右ストレートでKO。様々な団体に出場。2023年9月の王座決定戦で加藤港を破りBigbangスーパーライト級王座に就いた。2024年6月にはポッシブルKに勝利して初防衛に成功している。
TAKUはStand up King of Rookie 2023 -63kg級優勝、JAPAN CUP 2022 -65kg級準優勝で2022年10月のプロデビュー戦から8勝(6KO)無敗のホープ。今回は他団体のタイトルホルダーであり、キャリアでも大きな差のある琢磨へのチャレンジマッチとなった。
1R、右ローを蹴っていく琢磨にTAKUはボディへのワンツー。TAKUは右ボディストレートからの左フック、琢磨はよく見て右ストレートを返す。右を的確に当てていく琢磨は、TAKUが攻撃するともらいっぱなしにならずコンビネーションで返していく。よく見ている琢磨は寸前のところでTAKUのパンチをかわす。
2R、TAKUの左フックがクリーンヒットし、一瞬腰を落とす琢磨。ロープを背負って体勢を立て直すと右ボディからの右フック、TAKUの打ち終わりを狙っての右。右の相打ちからTAKUが左フック。左手で相手の顔を抑えるようにしてから攻撃する変則ファイトにTAKUはもう一歩攻め込めない状態が続く。
3R、右をコツコツ当てていく琢磨に前へ出てワンツーを打って行くTAKU。琢磨の左手を出して戻さずに細かく刻んで打つジャブに止められるTAKUだが、右フックを強打。琢磨の右一発に対してTAKUは右ストレートからの左フック。前へ出てジャブ、雨蹴りと攻めるTAKUに琢磨が右ストレートをヒットさせる。前へ出て攻める手数のTAKU、右の一発を当てる琢磨。最後はTAKUが左右をヒットさせた。