キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】TEAM TEPPENの新鋭GUMPがKOで王座奪取、昇也はドロー、田中佑樹は判定勝ち、小清水涼太がBreakingDownのATSUKIにTKO勝ち

2024/08/10 23:08

▼第4試合 DEEP☆KICK-72kg契約 3分3R
×詠 隆章(LA GYM JAPAN)
判定0-3 ※28-30×2
◯本野有哉(照道会)


 現在37歳も過去には地元石川県のイベント「SAMURAIあばれ祭」において第3代SAMURAIあばれ祭ミドル級王者の王者戴冠歴のある詠がDEEP☆KICK ISHIKAWAにて5年ぶりのプロの試合に出場、今回がプロ2戦目であり勢いのある本野と対戦した。


 試合は1R、詠は構えをスイッチしながら重心を後ろに置き、伸びるジャブにローでけん制していく。本野はじわじわと圧をかけローに左フックでプレッシャーをかけていく。互いに随所でボディやハイなど放つも大きな展開はなく、静かに見合う時間が続く。


 2R、本野は手数を増やし左ミドルやローから踏み込み近距離のパンチに繋いでいく。詠はローにジャブから左右のフックにストレートと狙っていくがヒットはしきらない。ラウンド後半にかけて手数を増やしていく詠だったが、圧を強めてくる本野のガードを破れず少しずつヒットをもらうようになっていく、2R終了時点でのオープンスコアは3者共に19-20で本野を支持する。


 3R、プレッシャーを強め前に押し出る詠だが、まだまだスタミナには余裕のありそうな本野はジャブにローを放ちながら距離を保つ。1Rから放っているローも効果的だ、ジャブと共にヒットを重ねながら詠の蹴り・パンチをガードを固め防いでいく。ラウンド後半、逆転を狙う詠だがスタミナ切れもあってかやや手数が減る、本野はパンチ連打からの左ハイなど各所でヒットを重ねていき試合終了。結果、2R3Rの本野の優勢が支持され0-3で本野が判定勝利を飾った。

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