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レポート

【DEEP】佐藤洋一郎がTKO勝ちでウェルター級新王者に「立ち上がる姿を」、瀧澤謙太がCOROに判定勝ちで2年10カ月ぶり勝利、白川が中村に殴り勝ち、木下が体重超過の神田に判定勝ち、野村が泉に逆転TKO勝ちで江藤に挑戦へ、石塚が佐々木を返り討ち

2024/07/14 17:07

▼第3試合 DEEP ライト級 5分2R
〇石塚雄馬(AACC)70.75kg
[判定3-0] ※20-18×3

×佐々木大(JAPAN TOP TEAM)70.75kg

 2020年10月以来の再戦。前戦は石塚が2R リアネイキドチョークで一本勝ち。

 石塚は、2022年2月に川名TENCHO雄生を2Rに右オーバーハンドでKOして、ライト級王者・大原樹理に挑戦も初回、サッカーキックでTKO負けで戴冠ならず。2022年12月の前戦でも上迫博仁に3R サッカーキックで連敗。2023年8月に太田将吾にスプリット判定で競り勝ち、復活を遂げている。

 対する佐々木は、BreakingDownでも活躍し、プロMMAではDEEP2勝2敗。石塚に一本負け後、2023年11月の前戦では太田将吾の1Rのテイクダウンに下から外ヒールを極めている

 再戦で石塚が返り討ちにするか、JTTの佐々木がリベンジなるか。

佐々木「昔にやられてるので今回しつかりやり返します」

石塚「今回もはっきり勝って、負けを認めてもらいたいと思います」

 1R、ともにオーソドックス構え。先に詰める佐々木は右ロー。石塚はそこに左右を狙う。佐々木の詰めを右で押し戻す石塚。左ジャブを突く佐々木に右カーフを当てる。

 左前手フックを突く佐々木。かわして右ローを当てる石塚に、佐々木も右ロー。しかし、そのローを受け流す石塚はすぐに右カーフを返す。

 右ローの石塚。左ジャブのダブル。ローの打ち合いで近くなったときに佐々木は左ジャブを石塚のアゴに当てる。石塚を詰めてダブルレッグに入る佐々木。すぐに切る石塚に離れる佐々木。石塚は右を強振し、左ジャブのダブルで佐々木を下がらせる。

 2R、左ジャブ、前蹴りの石塚。佐々木はダブルレッグから組みに。右を差し上げる石塚に右腕を巻く佐々木だが、腕を抜く石塚。またもダブルレッグの佐々木に差し上げて離れ際に右を突くのは石塚。左フックから右に繋ぎ佐々木を後退させる。

 佐々木の左フックをかわして右ローを当てる石塚。佐々木の右カーフはチェックして右カーフを返す。シングルレッグの佐々木のバックを狙う石塚。佐々木はダブルレッグに切り替えるも離れる。左ジャブ、左フックを突く石塚。佐々木の顔が赤くなる。

 ダブルレッグから金網まで押し込む佐々木を左小手に巻く石塚。佐々木は離れ際に左を当てるが単発。石塚が押し戻してゴング。判定は3-0(20-18×3)で石塚が佐々木にリベンジを許さず、返り討ちにした。

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