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レポート

【K-1】大波乱のボスニア大会、リザーブから勝ち上がったツヴェチカニンが優勝、イストラテがまさかの試合放棄で初戦敗退!=WORLD GP 2024 in Sarajevo東欧ラウンド

2024/06/30 02:06

▼スーパーファイト 第1試合 3分3R
マティア・ドロブニャク(モンテネグロ)
vs
〇ベンジャミン・ポトラック(Jumruk Gym/
判定3-0
×ボスニア・ヘルツェゴビナ)

 ポトラックは元K-1ファイターのジャバット・ポトラックの息子。17勝(9KO)4敗の戦績で185㎝、88kgの18歳。ヨーロッパカップ優勝2回、バルカンカップ優勝2回などの実績。


 1R、ドロブニャクが前へ出て左フックを繰り出してくるとポトラックは右フックを返す。前へ出て一気にラッシュをかけるドロブニャクはコーナーに詰まったポトラックに右ハイを見舞ってダウンを奪う。

 しかしポトラックが残り30秒で逆襲のラッシュ。ドロブニャクをロープにくぎ付けにしてスタンディングダウンを奪い返す。

 2R、ポトラックは右フックをヒットさせ、ドロブニャクが下がるとさらに右を思い切り振っていく。ポトラックのアッパーにはドロブニャクが右フック。ポトラックは右カーフを蹴り、ドロブニャクが左ボディ。両者ともかなり疲労を感じさせる。右フックを叩きつけ、右ハイを蹴るポトラック。さらに左アッパーも突き上げた。


 3R、ポトラックはドロブニャクの左フックをかわしての右フックでクリーンヒットを奪う。ドロブニャクもワンツーで前へ出るが、体勢を入れ替えたポトラックがワンツーからの飛びヒザ蹴り。さらにポトラックが右ハイ、右フックを打つとドロブニャクはグラつく。ドロブニャクの右ストレートにポトラックが右ハイ。またも左右フックと右アッパーを叩き込むポトラック。

 先にダウンを奪われたポトラックが最後まで競り合ったドロブニャクをかわし、地元で勝利を飾った。

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