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レポート

【K-1】大波乱のボスニア大会、リザーブから勝ち上がったツヴェチカニンが優勝、イストラテがまさかの試合放棄で初戦敗退!=WORLD GP 2024 in Sarajevo東欧ラウンド

2024/06/30 02:06

▼スーパーファイト第4試合 3分3R
×ハリス・ビベル(Hemmers Gym/ボスニア・ヘルツェゴビナ
判定0-3
〇ミハイロ・ツラフィッチ(Rebel Fighting Academy/モンテネグロ)

 ツラフィッチは14勝4敗、187㎝、80kgの27歳。ビベルは22勝(10KO)7敗、181㎝、80kgの27歳。

 1R、地元ボスニアのビベルはジャブと右ロー、前へ出るツラフィッチもジャブを突き返し、ワンツーを打つ。両者ともパンチからロー、前へ出てくるツラフィッチにビベルは右のカウンター。右ストレートを当てるのはツラフィッチ。右ハイにはビベルが右ストレートを合わせに行く。ビベルが右ストレート、右アッパーを当てに行き、前に出るツラフィッチにビベルが右フック。

 2R、ツラフィッチは腰を落とした構えからもぐりこむようなワンツー。ビベルは右フック、アッパーとショートのパンチを打つ。ツラフィッチは左フックからの右ロー、ワンツーからの右ロー、さらに飛びヒザ蹴りからワンツーを打つ。右ローに下がるビベル。右ローを効かせたツラフィッチは、今度は左右ボディを打って右ストレートにつなぐ。ビベルはコーナーに追い込まれる場面が多かった。

 3R、ツラフィッチは右へステップを踏んでからの左フック。ビベルにロープを背負わせると連打を繰り出し、ビベルも打ち合いに応じるが手数が多いのはツラフィッチ。右カーフを蹴るビベルだが、ツラフィッチの前蹴りをもらうとグラつく。ツラフィッチは左右フックで追い打ち。ビベルもフックを返すが、手数にかなり差がある。ツラフィッチのワンツーがヒットし、右ハイ、さらにラッシュをかけた。

 判定3-0でツラフィッチが勝利。今後、日本にも呼ばれそうなファイトぶりだった。

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