▼第3試合 Krush女子ミニマム級 3分3R延長1R
〇美伶(WARRIOR OSAKA)
KO 2R 0分49秒
×Yuka☆(SHINE沖縄/NJKFミネルヴァライトフライ級王者)
美伶は空手をバックボーンに持ち、関西屈指のハードパンチャーとして活躍。極真系の世界大会に出場してベスト8入賞、2018年に開催されたJFKO主催『第1回国際フルコンタクト空手道選手権大会』にも出場している。K-1アマチュア大会で活躍し、第8回K-1アマチュア全日本大会で優勝した実績も持つ。2019年11月に19歳でプロデビュー。2021年3月に同じく空手出身のケイト・ウィラサクレックを判定で破り、3戦目にして12月のK-1で高梨knuckle美穂の相手に抜擢されて判定で敗れるも、延長戦までもつれ込む接戦を演じた。今回は2022年3月の真美戦以来のKrush参戦となる。戦績は3勝1敗。
Yukaは産後のダイエット目的で格闘技を始め、3児の母として38歳でプロデビューした遅咲きのファイター。地元沖縄でデビュー後、2022年2月にK-1初参戦で高梨knuckle美穂と対戦。結果は判定負けだったものの、高梨とノンストップの打ち合いで真っ向勝負して会場を沸かせた。K-1 GROUPでは2連勝後、池内紀子に延長判定で敗れている。2023年11月に喜多村美紀との王座決定戦を制してミネルヴァ王者となった。2024年3月の新日本キックではバビルスとドロー。
1R、前に出てローを蹴るYukaに、ミレイは右カーフと左フック。見合う場面もある両者慎重な出足。
2R、右ストレートをヒットさせた美伶に、即座にYukaが右ストレートを打ち返したが、そこへ美伶が右ストレートを合わせてダウンを奪う。かなりダメージが濃く足元がふらつくYukaに、美伶が左ストレートを突き刺して鮮やかなKO勝ち。
マイクを持った美伶は「2年前、前十字怪我してほんま心折れそうになったけれど、いろいろな人に支えられてリングに戻ってくることができました。ありがとうございます。このまま美伶が引っ張っていくのよろしくお願いします」とアピールした。