▼第4試合 スーパーフェザー級 (58.97kg)3分3R
〇士門・エイワスポーツジム(=吉成士門/エイワスポーツジム/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者)
判定3-0
×イサンヌア・チョーバンセン(タイ)
士門は吉成名高の従兄弟で、これまでにWPMFインターナショナルスーパーバンタム級王座のほか、WMC日本フライ級王座、WMCインターコンチネンタルバンタム級王座を獲得。「Road to ONE JAPANフェザー級ムエタイ日本トーナメント」で優勝と11戦無敗の快進撃を続けていたが、2023年6月にタイ・オムノーイスタジアムで初黒星。
8月にはタイでプロムエタイ協会スーパーフェザー級王座を獲得し、11月のBOMでは梅沢武彦にTKO勝ち、12月の『RWS』ではワッチャラポンに判定勝ち、2024年3月の『RWS』でもWBCムエタイのオーストラリア・ナショナル王者イブラヒム・アブサレに大差の判定勝ち収めている。戦績は16勝(5KO)1敗。
対戦するイサンヌアは81戦52勝29敗の戦績を持ち、2月のRWS JAPANで初来日、常に前へ出て手数を出し、左ミドル&右ヒジで永澤サムエル聖光に完勝を収めている。ムエタイの人気テレビマッチ『true4u』のメインイベンターを務める強豪を相手に、士門は勝利なるか。
1R、士門はジャブ&右ロー。時折繰り出す右ストレートではイサンヌアを大きく後退させる。さらに左ボディも。イサンヌアは組んでくるが士門はいい位置を取らせずブレイクに持ち込む。離れると再びジャブ&右ロー。
2R、イサンヌアはいきなり組んで来るが士門はいいところで組ませずブレイクに。離れると士門は右ロー、左ボディ&右ストレートとパンチで攻め込み、イサンヌアがヒジで勝負をかけてくると士門もヒジで迎え撃つ。終盤は再び首相撲勝負となったが、今度は士門がヒザを多くヒットさせた。オープンスコアは10-9×3で士門。
3R、イサンヌアはヒジで勝負をかけて狙い撃ちするが、士門はボディを打ち、右へ回り込んで左ミドルを2発、そこからワンツーをヒットさせるとイサンヌアが明らかに効いた様子。さらにヒジを叩き込む士門。残り1分、勝負あったか、両者とも距離をとってリング上を旋回しはじめ流し始める。