▼第5試合 49.89kg契約 3分3R
〇竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
判定3-0
×コチャシット・ターセヤーサット(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者)
竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目の同世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目の同スタジアム王者に。
2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得。怪我で戦列から離れていたが、2022年12月に約1年ぶりの復帰戦で秒殺KO勝ちした。RWSでは12月にジャバド・モザファリ(イラン)にKO勝ちしたが、2024年3月のコチャシット戦では判定負け。戦績は34勝(12KO)8敗2分。
前述の通り両者は3月2日タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された『RWS』で対戦し、1R、2Rはコチャシットが優勢に試合を進める中、3Rは竜哉が強打を炸裂させて巻き返しを狙うも逃げ切られて判定負けを喫した。
1R、序盤からコチャシットはつかみに来る。首相撲に持ち込んでヒザを蹴るコチャシット。竜哉は回り込んでコチャシットのつかみから離れ、右ロー&右ストレート。首相撲でのヒザの蹴り合いにも応じ、コチャシットは首相撲に行っても有効ではなかったことがマイナスとなったか、オープンスコアは10-9×3で竜哉がとった。
2Rもどんどん前へ出て組みに来るコチャシット。組まれても竜哉はヒザの蹴り合いで負けていない。離れると組まれ際に竜哉は右ミドル、右ローを蹴る。コチャシットも左ミドルを蹴り返すが、すかさず竜哉が右ミドルを蹴り返して譲らず。このラウンドも10-9×3で竜哉。
3Rもどんどん前へ出て組みに来るコチャシット。今度はヒザだけでなくヒジも繰り出して逆転を狙う。竜哉は離れると右ハイ。コチャシットのしつこい組みにも対応してコカされず、逆に蹴り足をキャッチしてコチャシットをコカす。