▼キャッチウェイト(62.48kg) ムエタイ 3分3R
×ザカリア・ジャマリ(モロッコ)
[2R 0分51秒 KO]※左フック
〇アリ・サルドエフ(ロシア/タジキスタン)
ジャマリはムエタイのほかにボクシングで4勝1分の戦績を持ち、サルドエフはキックボクシング(4勝無敗)とMMA(3勝無敗)の二刀流ファイター。
当初はフライ級で行われるはずの試合だったが、サルドエフが前日計量1.3kgオーバーでキャッチウェイト戦に変更となった。
1R、サルドエフが右ローを放ち、ジャマリが前に来るところへ鋭い左テンカオを突き刺す。前に出るジャマリはアグレッシブにパンチを繰り出し、右ショートストレートでダウンを奪う。距離を詰めてくるジャマリに飛びヒザ蹴り、前蹴りで反撃するサルドエフ。サウスポーのサルドエフに対して左へ左へとポジショニングし、左フック、右ストレートでサルドエフを追い詰める。サルドエフは左テンカオや左ボディでボディを攻める。ボディを嫌がり始め大振りになるジャマリにサルドエフが左フックを叩き込み、ダウンを奪い返す。
2R、開始と同時に激しく打ち合う両者。サルドエフは左ボディを打ちつつ、ワンツーを打つ。その左ボディからの左フックでダウンを奪うと、ジャマリは座ったまま立ち上がる素振りを見せず、サルドエフのKO勝ちとなった。大喜びのサルドエフはケージに登り、ケージの上に立ち上がって勝利を喜んだ。