▼フェザー級 5分5R
〇ブライアン・オルテガ(米国)16勝3敗(UFC8勝3敗)146lbs/66.22kg
[3R 0分58秒 肩固め]
×ヤイール・ロドリゲス(メキシコ)15勝5敗(UFC11勝3敗)146lbs/66.22kg
2022年7月以来の再戦。ヴォルカノフスキーとの死闘に敗れたオルテガが、ロドリゲスと対戦も、試合中にオルテガが右肩を負傷。オルテガにとっては1年7カ月ぶりの復帰戦にしてリマッチとなる。その間、ロドリゲスはジョシュ・エメットにに三角絞めで一本勝ち後、2023年7月の前戦でヴォルカノフスキーに3R TKO負けを喫している。
試合前のコーナー際でのジャンプで右足首を挫いたオルテガ。コーナーにはヘナー・グレイシーとティキ&ポール。
1R、サウスポー構えのロドリゲス、オーソのオルテガから圧力をかける。ワンツーに左を合わせに行くロドリゲス。オルテガは右足の運びに違和感か。右サイドキックに尻もちのオルテガに左右を当てるロドリゲスは組みに行くも、小手に巻いて剥がすロドリゲス。
2回目の組みも切って離れるロドリゲス。鼻血のオルテガは右ミドル。詰めに足がもつれて下に。インサイドからパウンドするロドリゲス。鉄槌、強いパウンドも。三角絞めを狙うオルテガにさせないロドリゲス。中腰になるとオルテガがデラヒーバからバック狙い。立ち上がるロドリゲスのスタンドバックから回してテイクダウン、マウントも残り10秒。そのままホーン。
2R、先に詰めるオルテガ。ワンツーの右を届かせるが、ロドリゲスは右をスイング! オルテガはシングルレッグから崩して金網に詰めてダブルレッグテイクダウン! そこにギロチンチョークを合わせるロドリゲス。ハーフに片足は出ているオルテガは首を抜き、金網に詰めて細かいパウンド。しかしロドリゲスも下から打つと中腰になるオルテガにフルガードに戻し、下から鉄槌!
オルテガも中腰からヒジ! 頭が金網に詰まるロドリゲスは右目下から出血。足を越えさせないロドリゲスだが、動けず。左ヒジを落とすオルテガ。ホーン。オルテガが取り戻したラウンド。
3R、オルテガも左目を腫らしながら両手を挙げる。前に詰めて左を差して押し込むオルテガが小外がけテイクダウン、マウント。左ヒジを突いてロドリゲスが右手を上げたところで内側に流して肩固め! 半身になって防ぐロドリゲスにサイドに出て極めると、ロドリゲスがタップした。
WELCOME BACK BRIAN ORTEGA 🤯@BrianTCity submits Rodriguez for a HUGE victory at #UFCMexico pic.twitter.com/fn2yVkU5V8
— UFC (@ufc) February 25, 2024
試合後、オルテガは「ヴィヴァ、メヒコ! 神様は見てくれている、諦めずにやっていれば。反撃のチャンスを創れてよかった。支えてくれた人たちのお陰だ。3カ月間休まずトレーニングしてきた。こんな見た目だけど、そのときの練習の方が最悪にキツくて、ヘナーに15歳のときからコーナーについてもらってハードにやってきた。33歳になったばかりでこれからもずっとやっていく。ダナも見てるよね。俺が斬り込んでいくよ」と語った。
現フェザー級王者は、ヴォルカノフスキーをTKOに下したイリア・トプリア。1位がヴォルカノフスキー、2位にホロウェイ、3位にロドリゲス、4位にオルテガがつけていた。オルテガは次期挑戦者候補となったか。
After #UFCMexico Brian Ortega is now tied for the second most finishes in featherweight history 🔥
— UFC (@ufc) February 25, 2024
11 - Max Holloway
07 - @BrianTCity
07 - Ricardo Lamas pic.twitter.com/vxMm8xh388
MOST FEATHERWEIGHT SUBMISSIONS - @UFC History
— UFC News (@UFCNews) February 25, 2024
6 - Charles Oliveira
4 - Brian Ortega (@BrianTCity)
4 - Makwan Amirkhani
4 - Daniel Pineda
4 - Chas Skelly
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