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【GLADIATOR】「ライト級暫定王座戦」田中有vs.ジョン・ハングク、フェザー級でチハヤフルvs.石田拓穂、ハンセン玲雄vs.桑本征希ほか全14試合が決定=3月3日(日)大阪

2024/02/19 19:02
【GLADIATOR】「ライト級暫定王座戦」田中有vs.ジョン・ハングク、フェザー級でチハヤフルvs.石田拓穂、ハンセン玲雄vs.桑本征希ほか全14試合が決定=3月3日(日)大阪

(C)GLADIATOR

 2024年3月3日(日)大阪府豊中市176BOXで開催される『GLADIATOR 025』の全対戦カードが決定した。

 2月16日に開催された『GLADIATOR CHALLENGER SERIES 01』で発表された通り、「GLADIATOR暫定ライト級王座決定戦」として、田中有(総合格闘技道場Reliable)とジョン・ハングク(韓国)の対戦が決定した。

▼GLADIATORライト級暫定王座決定戦 5分3R
田中 有(総合格闘技道場Reliable)
ジョン・ハングク(チームMAD Ulsan/Gentleman Flower Fighting Championshipライト級王者・Zeus FCライト級王者)

 田中は、2023年12月の『GLADIATOR 024』での「挑戦者決定戦」でグスタボ・ウーリッツァーを判定3-0で下し、ライト級王者・佐々木信治に挑むことが決まっていた。

 しかしGLADIATORでは、チャンピオンの佐々木が海外MMA大会の試合機会を模索するチャレンジャー魂を尊重し、今大会での王座防衛戦は見送り、田中とハングクの両者が「暫定王座」を賭けて戦う一戦を組むことにしたという。

 ジョン・ハングクは、韓国の「名勝負製造機」ともいうべきアグレッシブなファイターで、その正々堂々とした戦い振りから“キャプテン・コリア”の異名を持つ。10勝9敗2分という戦績こそ、彼の激しいMMAファイター人生を象徴している。

 現在『Gentleman Flower FC』と『ZEUS FC』ライト級の二冠を保持していることもあり、田中と暫定王座を争うに相応しいファイターといえる。

 ハングクは、2022年1月の『GFC7』メインイベントで、DEEPで青井人と対戦したシン・スンミンに判定2-0で勝利し、GFCライト級のベルトを戴冠。

 しかし、現在は強豪相手に2連敗中で、2022年11月の『ROAD TO ONE』で、かつて佐々木信治に敗れているアマチュシン・フーヘンフウに敗れてONE参戦ならず。2023年8月の前戦では『WLF-W.A.R.S.67:Day 2』で『ROAD TO UFC』でイ・ジョンヨンに敗れた中国のシェ・ビンに判定負けで2連敗を喫した。

 ジョン・ハングクは、今回の『GLADIATOR 025』参戦に向け、「自分は韓国で”信じて見るジョン”と呼ばれるように、常に面白い試合をしています。どのような選手が相手でも、決して怯むことなく、血まみれになるような戦いを得意としています。またそのような機会を心待ちにしていたところ、GLADIATORさんからライト級暫定タイトル戦の話を頂き参戦を決意しました。有難いチャンスなので、既に私のことを認識している韓国のMMAファンだけでなく、日本のファンにも忘れられなくなる試合をしますので、ご期待して下さい。田中君、お互い無傷で帰るのは諦めましょう。タイトルマッチに相応しい試合しましょう。田中君の健闘を祈ります」と、激闘を予告する。

 佐々木との対戦が決まっていた田中としては、佐々木が勝ったフーヘンフウに敗れているハングクを相手に、そして「世界」と戦うためにも負けられない1戦となる。

 田中有は、「佐々木さんとのタイトル戦だと思っていましたが、誰が相手でも倒すだけなので、何も問題ないです! GLADIATORを背負い、LFAや世界の舞台に自分も挑戦したいです! まずは今回しっかり勝てるよう準備しています。皆さん、楽しみにしていてください」と意気込みを主催者を通じて記している。

 暫定王座は正規王者挑戦へのチケットを賭けるという意味合いがあるが、既に挑戦権を持つ田中の今後を睨んだ国際戦に挑む意思の強さと、真っ向勝負で3本目のベルトを狙うジョン・ハングクが激突することで、2024年のGLADIATORナンバーシリーズの開幕に相応しい激闘となることが必至の「暫定王座」戦だ。

▼GLADIATORフェザー級 5分3R
チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)
石田拓穂(総合格闘技道場Reliable)

▼GLADIATORフェザー級 5分3R
ハンセン玲雄(総合格闘技道場Reliable)
桑本征希(SMOKER GYM)

 また、『GLADIATOR CHALLENGER SERIES 01』で河名マストが新たにベルトを巻いたフェザー級戦線では、チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO)と石田拓穂(総合格闘技道場Reliable)、さらにハンセン玲雄(総合格闘技道場Reliable)と桑本征希(SMOKER GYM)の対戦も決定した。虎視眈々とベルトを狙う関西勢のサバイバル合戦にも注目だ。

 なお、『CHALLENGER SERIES』で和田教良を2R KOで破ったチェ・ドンフン(チームMADポハン/韓国)が待つフライ級王座決定トーナメント準決勝進出をかけて、残りの準々決勝3試合が同大会で行われる。

 全14試合のラインナップは以下の通りだ。

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