▼第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
※ヒジあり
○風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級3位)
判定3-0 ※29-24、30-24、30-23
×小原俊之(キング・ムエ/HOOST CUP日本EXミドル級王者)
風間はSB初参戦となった昨年2月の竹山和貴戦では大腰で2度のシュートポイントを奪うだけでなく、最後にスタンディングのフロントチョークでKO勝ちを収めた。4月も有馬伶弍にKO勝ちしたが、6月にRYOTAROに判定負けでSB初黒星。11月にはJETペットマニーイーグルに判定勝ちで再起。セコンドにはK-1王者・与座優貴とRISEの花岡竜が就く。
小原は国内ムエタイ名門のキング・ムエ所属。HOOST CUP王者チューチャイには延長戦で惜敗しているが、NKB元王者のスラッガー・村田聖からパンチでダウンを奪って勝利し、NKBトーナメントでは村田清吾にもKO勝利している。2022年12月にはHOOST CUP日本EXミドル級王者となった。前戦は2023年11月に元WMC王者に判定負け。国内ミドル級のベテランファイター。戦績は14勝(8KO)12敗2分。
1R、サウスポーの小原は完全なムエタイスタイルで左ミドルと左ローを蹴っていく。風間は左へ回り込みながらジャブを突く。小原のワンツースリーはバックステップでかわす風間。右の三日月をヒットさせた風間は距離を詰めて右ストレート、小原は左ミドルを返してヒジを放ったが風間はバックステップでかわす。風間は左カーフを蹴って右ローへつなぐ。
2R、風間はジャブを突きながら右ローで奥足を蹴り、投げを狙ったがロープに引っかかって不発。しかし、すぐに首投げで4連続してシュートポイント(1点×4)を獲得。どっと沸く場内。しかし、この投げの連発でスタミナを使ったか口を大きく開ける風間に小原はヒジを繰り出して追い詰めていく。
3R、ワンツーで前へ出る小原はヒジを振り落とす。風間はヒジをブロックして組み付くと首投げ2連発でさらにシュートポイント(1点×2)を追加。ジャブ、右インロー、三日月で距離をとる風間にヒジで飛び込む小原。風間が右ローからのワンツーでヒットを奪い、ヒジで飛び込む小原に組んで投げを狙う。ヒジでの逆転を狙う小原だが風間は防ぎ切った。
投げまくった風間がシュートボクサーとしての進化を見せ、大差の判定勝ち。マイクを持つと「今日はヒジありルールだったんですけれどSBルールだったら俺の土俵なので負けないです。今日、日本人70kg組まれてて日本タイトルが空いているので、7月大阪予定なんですかね? 次RYOTAROくんに勝ってもらって7月やりましょう」と、第3試合に出るRYOTAROと空位の日本スーパーウェルター級王座を懸けて再戦したいとアピールした。