シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人が延長戦でペットモラコットに敗れる、山田彪太朗が必殺左ボディでKO、ダウン奪われた笠原がハイキックで逆転KO、手塚翔太がCOMBATE GLOBALとの対抗戦で初回KO勝ち、イモトは敗れる。都木航佑・風間大輝・翼がSBを体現

2024/02/10 18:02

▼第7試合 58.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
KO 1R 2分49秒 ※左ボディ
×ペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ/True4U 54kgトーナメント優勝)


 山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。2022年11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝。12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑戦に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。その後は6月にオートー、11月にヨードタノンとムエタイを相手に2連勝。戦績は14勝(4KO)3敗1無効試合。


 今回対戦するペットシートーンはタイの人気TVマッチ『True4U』の54kgトーナメント優勝者。


 1R、左ミドルを蹴るペットシートーンに山田は距離を詰めて左ボディ、右ロー。左ミドルを蹴りたいペットシートーンに山田は距離を詰めて強いパンチを打って来るためペットシートーンは蹴りを出せない。ならばとヒザで迎え撃つペットシートーン。


 左ミドルを蹴るたびに左ボディを打たれるペットシートーン。ロープを背にするペットシートーンへ山田が飛び込むようにして左ボディを深々とめり込ませ、ペットシートーンはたまらずダウン。そのまま立ち上がることが出来ず、山田の鮮やかなKO勝ちとなった。


 山田は弟の虎矢太を呼び込むと「2人合わせて山田ツインズです」と自己紹介。「タイ人3連戦ということで、今回は今までと違うタイ人だったので緊張したんですが皆さんの応援のおかげでKO出来ました。2024年、煽りVでもありましたが全勝はマスト、あとは倒すだけ。とりあえず1KOめやりました。最近、日本フェザー級が盛り上がっているので、山田彪太朗を忘れるなよと。それと弟・虎矢太が3月のRISEに出て戦います。俺の弟、まあまあ強いんで」と言うと、虎矢太は「まあまあじゃなくてかなり強いので」とツッコミを入れて笑いをとる。


 そして「SBの看板背負って大暴れしてくれると思います」と彪太朗は虎矢太にバトンを渡した。

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