▼第6試合 フェザー級 5分3R
〇Ryo(RINGS/グランドスラム) 65.95kg
[1R 3分33秒 腕十字]
×栁川唯人(K-PLACE) 65.95kg
Ryo「体重がまったく一緒だったんでビックリしました。やる運命なんでもう思いっきり行きます」
栁川「声めっちゃガラガラなんですけど、いびきをかいて寝たらこんなんなっちゃいました。でもいびきかくくらいちゃんと寝れたんで調子ばっちりです。明日はRyo選手が『カッコいいところを見せたい』と言っていたと思うんですけど、全部いいところもらって僕が一番かっこよくなりたいと思うので、みんな注目していてください」
1R、サウスポー構えのRyo、オーソの栁川は左右にステップしながら、右ミドル、足払い。。そこに組むRyoに、栁川は組み際に左右をまとめに。Ryoの払い腰を潰す栁川。さらに崩しも凌ぐが、Ryoも金網背に右ヒザ。
栁川も左右ヒザから足払い。Ryoも戻すが、栁川は右で差して払い腰! すぐに戻すRyo。栁川は離れ際に右ハイ、跳びヒザ! ブロックするRyoも跳びヒザを狙う。Ryoの右に左前手をかぶせに行く栁川は、右でダウンを奪うと、足を手繰るRyoが立ち上がり左で前に! しかし栁川は右を返す。3者10-9で栁川。
2R、栁川のバックに回るRyoに、栁川は足関節狙いも、抜いて上になるRyo。ここも立つ栁川に互いに投げの打ち合い。凌いだ両者。Ryoの左に栁川は組んでボディロックも、正対して四つに。足払いを狙う栁川。
Ryoの離れ際のバックヒジを浴びた栁川だが、払い腰テイクダウンは栁川! すぐさまバックを奪う。脇を潜るRyoは正対して立ち上がり。ヒザを突いて前に! しかしここで投げで崩すのは栁川。すぐに立つRyoは金網背にしてホーン。2者がRyo、1者が栁川を支持。
3R、軸がブレながらも右で前に出るRyoは、組んだ栁川のシングルレッグからハイクロッチで持ち上げての投げからのバック狙いを落として腕十字! タップを奪った。歓喜のRyoは、ケージサイドの師匠・前田日明のもとに走り込んで熱いハグ。
23歳の栁川に逆転勝ちした38歳のRyoは、マイクで「PANCRASE30周年、来てくれてありがとうございます。PANCRASEが一番なんです。それを証明したいです。地元横浜でずっと練習してきて、言いたいのは、最後の1秒まで諦めちゃダメだってことだよ!」と咆哮した。