▼第7試合 フェザー級 5分3R
△高橋遼伍(KRAZY BEE)14勝7敗 66.1kg
[負傷判定1-1] ※30-28, 28-30, 29-29
△キム・サンウォン(KOREAN TOP TEAM)#8位 11勝6敗1分 65.9kg
修斗元環太平洋フェザー級チャンピオンの高橋遼伍は、ONE ChampionshipからPANCRASE初参戦。2020年11月にユン・チャンミンに2R TKO勝ちでONE戦績を2勝1敗とするも、以降、タン・カイにTKO負けすると、アミール・カーンとオ・ホテクにスプリット判定で惜敗し、3連敗。日本に戦場を移した。
キム・サンウォンは『ROAD TO UFC 2023』準決勝でイー・ジャー(中国)を相手に怪我を押して戦い、接戦の判定0-3(28-29×3)で敗退も、PANCRASE11月大会で名田英平に判定勝ちしている。174cmの身長でスタンドで長いジャブ&ロー、強いテイクダウンディフェンスを武器とする。
前日計量で高橋は、「明日はいつも通り、真っ向勝負します。キム・サンウォン、試合を受けてくれてどうもありがとう。明日は頑張ります」。サンウォンは、「1カ月ぶりのPANCRASEでの試合になりますが、呼んでいただきありがとうございます。明日もいい試合ができるように頑張ります」と意気込みを語った。
1R、ともにオーソドックス構え。右カーフを突くサンウォン。ワンツーの高橋。ガードのサンウォンは声を上げて右カーフ。高橋も左ジャブを突くと右カーフを返す。左ミドルハイから右アッパーに繋ぐサンウォン。右を当てて前に。左の跳び蹴りも見せる。
左ジャブを当てるサンウォンに。下がりながらも左右を突く高橋。金網に押し込むサンウォン。高橋は右目尻から出血。2者が高橋を支持も、1者サンウォン。
2R、左右から右を突くサンウォン! 左ミドルハイをガード上に当てるが、高橋は右カーフ! 効かされたサンウォン。右から左ミドルに繋ぐ高橋。サンウォンも右カーフを返すと、左ハイと対角線攻撃。
高橋は右カーフ! サンウォンの右ローをチェックし、左ジャブのダブルで前に出るが、サンウォンもノーモーションの右を返す。
右から左を打つ高橋は左ミドルをヒット! サンウォンも右を突き、跳びヒザで前に。高橋の右ローをかわして右ローを突くサンウォン。左ジャブのサンウォンに、右ローをかすめた高橋は、ワンツーの右を突いて前に出てホーン。2者がサンウォン、1者が高橋を支持。
3R、高橋にドクターチェック。初回に偶発的なバッティングがあり、高橋が右目を負傷。ドクターストップ。ここまでの判定となる。判定は1-1(30-28, 28-30, 29-29)の三者三様でドローとなった。