▼メインイベント(第12試合) [Road to Rajadamnern] IBFムエタイ世界スーパーミドル級王者決定戦(76.20kg) 3分5R
〇ソンカウ・チョー ハーパッヤ(タイ/IBF世界スーパーミドル級3位)75.7kg
KO 2R 1分23秒
×柿沼 慶(ポゴナクラブ/WPMFインターナショナル スーパーウェルター級王者)75.9kg
※ソンカウが新王座に就く。
前回7月のBOMで1年ぶりの復帰戦を行い、タイ人を相手に右フックで1Rに豪快KO勝ちした柿沼がIBFムエタイ世界スーパーミドル級王座決定戦に臨む。
BOM重量級の主力選手としてタイトルマッチを続ける柿沼は、パワフルな打撃を武器にこれまでにWMC日本ウェルター級、WMCインターコンチネンタルスーパーウェルター級、BOMスーパーウェルター級、WPMFインターナショナル・スーパーミドル級などの王座を獲得してきた。
今回の相手、ソンカウはラジャダムナンスタジアムスーパーミドル級1位、IBF世界スーパーミドル級3位とトップ戦線で活躍しており、柿沼にとっては危険な一戦を迎えることとなる。
1R、右ローの蹴り合いから始まり、ソンカウは右ミドル、右ストレートも繰り出す。柿沼の強打を警戒してか、ソンカウは右ミドルと前蹴りで距離をとる。時折距離を詰めてヒジを打つソンカウに柿沼は左フックで対抗。様子見のラウンドとなったが、オープンスコアは2-0でソンカウ。
2Rも柿沼は右ロー。ソンカウは首相撲に持ち込む素振りから右ヒジを打つ。これに柿沼も右ヒジを返し、左フックを打つとソンカウはこれに右ヒジを合わせる。続いて柿沼が右アッパーを放ったところにソンカウがカウンターの右ヒジ。これが見事に決まり、柿沼が崩れ落ちソンカウのKO勝ちとなった。