▼第4試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
×ヨードタノン・オー.サンスック(タイ/MAX MUAYTAHIフェザー級トーナメント王者)
山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。その後は元貴、田渕神太を破ったが、12月の川上叶戦で延長戦の末に惜敗。2022年2月には翔にリベンジを果たし、6月には初参戦の蒼士を判定に破り、9月にはRISEフェザー級5位の宮崎就斗を右ストレートでマットに沈めた。11月の次期挑戦者決定トーナメントでは優勝。12月の門口佳佑戦ではシュートポイントを奪いながらもダウンを喫して逆転負けを喫したが、今年4月に川上叶に勝利して王者となった。前戦は6月にオートー・ムアンパープーンを初回KOに仕留めた。戦績は13勝(4KO)3敗1無効試合。
ヨードタノンの詳細は不明だが、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位オートーに続き、ムエタイ撃破なるか。
1R、左右ミドルを蹴るヨードタノンに山田は左右のボディ、右カーフを返していく。ヨードタノンの右ミドルには左ミドル、そして右ボディストレートに左ボディフック、右ボディフックとボディを狙い撃ち。ヨードタノンが打ち合ってくると回転の速い山田が左右フックで応戦。ヨードタノンをロープに押し付けた山田はワンツーを打っておいての左ボディ。前h出ると左ミドル、そして左ボディから右ボディも叩く。ヨードタノンが組んでくるとアッパーを突き上げ、ヨードタノンは首相撲からのヒザ蹴り。山田の左フックからの右ストレートに頭を下げたヨードタノンのアゴを山田の右アッパーが突き上げた。
2R、ヨードタノンはいきなり首相撲に持ち込んでヒザ蹴り。山田は投げで対抗するも不発に。完全に首相撲に活路を求めたヨードタノンは首相撲をしつこくん羅うが、山田は左右ボディを叩き、右アッパーを突き上げる。離れると右ボディストレート、左ミドル。山田が前へ出え来るところに組み付き、山田を投げるヨードタノン。山田の左ボディ、右フックに組み付いて崩して必死の抵抗。
3R、山田は右カーフを狙い撃ち、ヨードタノンは左ミドルを蹴る。山田が左ボディを叩くとヨードタノンは組んでのヒザ。山田はその組み際に右アッパーを合わせ、左ボディも打つ。ヨードタノンは強引な首投げも仕掛ける。山田の強烈なボディをもらっても前へ出て組みに行くガッツを見せるヨードタノン。その後も首相撲で組むと首投げを狙う。山田は倒し切ろうと右ストレート、左フックをヒットさせるが、ヨードタノンも最後まで粘った。