ハビブのように、マカチェフはさらに防衛戦をこなし、これまでなかったほどの活躍をしていくのかもしれない
──アレクサンダー・ヴォルカノフスキーが「1月に戻ってきたい」と言っていましたが。
「彼はハイキックでKOされたわけだからドクターのチェックも経て、目の上も縫合していたから、そこの回復も含めて、話は進める。メディカル的に問題なければ行けるだろう」
──マカチェフ自身は次の対戦相手に言及しませんでしたが、ダナ代表が妥当だと思う相手は? ジャスティン・ゲイジーか、あるいはシャーウス・オリヴェイラか?
「我々としてはオリヴェイラを用意し、オリヴェイラも準備していたなか、不運にも縫合が必要な怪我をしてしまった。自分としてはもう一度オリヴェイラだね」
(※試合後会見でマカチェフはオリヴェイラ戦について「良いアイディアではない」としながらもUFCがオリヴェイラとゲイジーのどちらを選んでも受け入れることを語っている)
──マカチェフとハビブ・ヌルマゴメドフのキャリアを比べると、もう少しマカチェフが陽の目を見てもいいと考えますか。
「自分が言えるのは、今日は非常に大きな進歩なんじゃないか。つまり、完全に制圧した勝利であるということだ。前戦でちょっと議論になるような判定になったのを、今回はKOして見せたわけだから。そこにヴォルカノフスキーの準備期間どうこうの話は入り込む余地がない。“クロコップ”キックで文句ないフィニッシュをしたわけだ。相手はヴォルカノフスキーだ。誰も彼にそんなことをしたこともないし、あんな様を見たことがないのだから。ハビブがここでベルトを獲って防衛したが、この子(マカチェフ)はさらに防衛戦をこなし、この階級の戴冠者にこれまでなかったほどの活躍をしていくのかもしれない」
マカチェフ「世界中のファンのみんなにありがとうと言いたい。対戦相手のアレックス・ヴォルカノフスキーには心から敬意を表したい! 次の試合へ」