モカエフには何かしらのことは考える
──フライ級で10位のティム・エリオットを肩固めで極めたムハンマド・モカエフが「12月16日の『UFC296』タイトル戦(アレッシャンドリ・パントージャvs.ブランドン・ロイヴァル)のバックアップ選手になりたい」と発言しました。
「その話は、彼から裏で突撃されたよ。何かしらのことは考える」
モカエフ(SNSから)「アッラーに感謝を。11勝0敗(UFCでは5勝0敗)応援してくれて本当にありがとう! 僕のベストチームにも。僕はまだ若く、ケージの中でミスを犯すこともあるが、ジャッジに勝敗を任せることなく解決している! ありがとう、ダナ(ホワイト)、ミック(メイナード)、ハンター(キャンベル ※3人ともUFC首脳陣)」「アッラーが私たちのコミュニティを守ってくださいますように。私たちには平和が必要だ。子供たちは戦争を見て育ってはいけない!」
──ダゲスタン出身で英国在住のモカエフは米国で試合をしていません。ラスベガスで試合したがっていますが、ロンドンとここアブダビでの試合でした。米国で組むことも考えてますか。
「選手の子たちがここでやりたいという要望は、出来うる限りそうしてやりたいと思ってるよ」
──観客がバリケードを越えて、ケージサイドにいたパウロ・コスタを襲撃していた件については?
「今日ここに集まっていた客っていうのは火薬庫みたいなもんだったな、爆発寸前の。あんな風に客が選手を追いかけていく様なんて見たことがない。ともあれ、そこは大会側としては、問題は収集した」
──アーリープレリム出場の(体重超過した)2人の選手(マイク・ブリーデンとビクトリア・ドゥダコヴァ)が感染症(黄色ブドウ球菌)だったことを告白しています。メディカルもクリアしてファイトウィークを迎えていたわけですが、それでも欠陥が。この辺り今後の改善点はありますか。
「いや。ほぼ毎週土曜にたくさんの試合を開催しているわけだけど、選手が嘘をついたり怪我を隠したりするつもりなら、家に帰るまでずっと嘘をつき続けることだ。なぜ嘘をついてまでそんなことをするんだ? そしてここに座って、感染症にかかっていたと言う。そんなのふざけてるだろ。正直な気持ちとしてはね。馬鹿げてるだろ」