「ゼロ・テイクダウン・ディフェンス」のダゲスタンファイターなんてすごいヤツだ
──デビュー戦のシャラプディン・マゴメドフ(MMA12戦無敗)のパフォーマンスについては? ガードポジションから打撃を打ち込んで勝ちました。
「あいつはバッドボーイだな。UFC初戦で“ゼロ・テイクダウン・ディフェンス”のダゲスタン出身ファイターだっていう(笑)。すごいヤツだと思った。気に入ったよ。この世界で将来有望かって? それは分からないけど、この場においては未来があるんじゃないか、テイクダウンディフェンスさえなんとかすれば。UFCで戦うにはちゃんとフルゲームができなくては。彼のキックボクシングはすごいし、彼のレッグキックもハイキックもすごい、そしてエルボーもだ。だけど、レスリング力をつけていかないと、ここではすぐにやられちまうよ」
──Bellatorがどうなるか分からないなか、Bellatorのライトヘビー級にはエメリヤーエンコ・ヒョードルの弟子でワディム・ネムコフという選手が王者でいて、階級のほとんどの選手を沈めてきています。興味ありますか?
「Bellatorのことについては不透明だけど、聞いた感じで印象は悪くないね」
──ヒョードルがUSAでUFC PIを使いたい場合はトレーニングを許可しますか?
「ん? ヒョードルはまだ戦う気があるって意味?」
──いえ、彼は引退しています。
「いいかい、UFC社の扉は常に彼の前では開かれていて、彼が望むのであればランチだってできるし、練習だっていつでもどこでも好きなようにしてくれていい。我々は彼の存在を歓待する」
──プレリムを無料で流したことについては?
「それはESPNの判断に任せている。契約において、コンテンツとしてどう扱うかはESPNに任せているんだ、まさしくカレッジ・フットボールのシーズンの只中で、ヘビースケジュールのなか、我々は毎週土曜日にスケジュールされている。どういう風にコンテンツを流通するかについては望むところだよ」
──MVP(マイケル・"ヴェノム"・ペイジ)と写真を撮っていましたね。契約についての交渉をするのですか。
「その子には我々も興味があり、向こうも興味がある。可能性はあるね」