▼第8試合 RIZIN キックボクシングルール 3分3R(62.0kg)
○大雅(62.00kg/TRY HARD GYM)
[判定3-0]※30-27×2,30-26
×町田 光(61.70kg/橋本道場)
大雅は2012年(当時16歳)にプロデビューすると、14年にKrush 55kg級、17年にK-1 スーパー・フェザー級ワールドGPで王者になるなど、若くして実績を残してきた。RIZINのリングでは観客を沸かせる戦いを見せるも、2018年9月に原口健飛を相手にドロー、2019年4月にタリソン・ゴメス・フェレイラに2R TKO負けを喫するなど、1敗1分と未だ白星に恵まれておらず、またキックでも中国のチュウ・シュー、タイのセクサンに判定で敗れるなど3連敗中のため、RIZINで2017年6月・皇治戦以来となる白星をつかみたいところ。
町田は55戦のキャリアを持ち、WPMF世界スーパーフェザー級王座、所属するINNOVATIONのスーパーフェザー級王座など計5つのタイトルを獲得してきた日本トップクラスの実力者。近年はKNOCK OUTを主戦場として活躍し、2017年12月には大月晴明を右ハイキックでKOしている。6月にはシュートボクシングに初参戦し、SB日本ライト級1位・村田聖明からバックドロップでシュートポイントを奪うなどして勝利している。
1R、サウスポー構えの大雅にオーソドックス構えの町田。左で詰める大雅。ガード低く飛び込む大雅は跳び蹴りを狙い、町田は得意技の居合パンチへ! かわす大雅は居合パンチに対抗して円を描いて居合パンチの仕草を真似てみせる。詰める町田はヒザ蹴りから飛び込み。それを受け止める大雅はボディ打ち。
2R、遠間から右アッパーで飛び込む大雅。フィジカル強く押し込む町田に大雅はボディ、左フック。町田も近距離からアッパーなど強弱をつける。さらに居合パンチ! 飛び込んでのヒザまで突く。しかし大雅は左ストレートが顔面にヒット。スーパーマンパンチの左も繰り出し、そこからの左右のラッシュで町田をコーナーまで下がらせる。
3R、左の飛び込みのギアを上げた大雅。詰めてくる町田に大雅は跳びヒザも。しかし下がらない町田もヒザ。大雅は左をジャブ、ストレートで使う。クリンチ詰める町田に距離空くと大雅は左で飛び込む。強引に詰める町田に左ボディ、下がりながらも左フックを顔面に決めた大雅に町田は両手を着いてダウン。立ち上がるがゴング。
判定は3-0で大雅が勝利。「久しぶりに勝てました。今日もダメダメだったけど、これからRIZINファイターとしてRIZINをもっとでかくして盛り上げるので応援よろしくお願いします。僕の目指しているところは変わってないんで、これからも追いかけていきます」