▼第2試合 ウェルター級 3分3R
〇ディアグリー・カマラ(フランス)
TKO 2R ※左ヒザ蹴り
×エドゥアルド・ガフェンク(ルーマニア)
カマラは22勝(9KO)4敗1分、ガフェンク17勝(11KO)3敗で共にGLORY初参戦となる。
カマラは2019年9月にIKKC世界-86.2kg王座を獲得。ガフェンクはプロボクシングで3戦3勝の戦績を残してキックボクシングに転向し、2018年9月に第1回コロシアム・トーナメント世界スーパー・ウェルター級王座、2019年5月に同ウェルター級王座を獲得して2階級制覇。同団体では4度のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得し、『Dynamite Fighting Show』ではファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞するなど華々しい活躍をしている。
1R、長身でサウスポーのカマラにガフェンクは潜り込むようにして左右フックを繰り出していき、カマラは蹴りで迎え撃つ。カマラはロープを背負いつつ右ロー、左ミドル、ヒザ。カマラが左右ローを蹴ると、すかさずパンチを返すガフェンク。気合いの声を発しながら左右ボディ、左右フックから飛びヒザを繰り出すガフェンクだが、カマラは両腕閉じブロックをガッチリと固める。それでもガフェンクはお構いなしにガードの上からパンチを叩き込み、ガフェンクを防戦一方とさせた。
2R、前に出るガフェンクが左右フックと飛びヒザ、カマラは左右ローと左ミドルで対抗するが、ガフェンクは蹴られると必ずパンチを合わせるかリターンする。ならばと首ヒザを見せるカマラ。二段飛びヒザ蹴りも繰り出し、2段目がボディに入る。ここでカマラは急に前に出ると右の前蹴りをボディへ突き刺し、これでガフェンクが後退。最後は顔面にヒザを叩き込み、カマラの逆転KO勝ちとなった。