▼第4試合 ミドル級 3分3R
〇マイケル・ボアペア(ガーナ/同級3位)
TKO 1R ※レフェリーストップ
×ウルリック・ボケメ(スイス/同級7位)
ボアペアはRINGS Holland Fighting Networkが主催する『Rings Gala』を主戦場とし、2022年3月には『Rings Fighting Network 2022』にてRINGSミドル級タイトルマッチを経験(ケビン・ヴァン・ヘッケレンに判定負け)。2022年8月からGLORYに参戦するも、2戦目でセルゲイ・ブラウンに判定負け。2023年3月には当時ミドル級3位のエルトゥールル・バイラックを判定で破った。戦績は14勝(6KO)3敗1分。普段は棺桶作りの職人。
ボケメはサッカーのスイス代表チームでプレーしていたが、怪我のため引退。リハビリで始めたキックボクシングでプロになることを決意したという。キャリア初期はスイスの大会で連勝し、『Enfusion』を主戦場にするとオランダやフランスで活躍。GLORYには2019年10月に参戦し、初戦では敗れるも12月の2戦目で勝利。しかし、その後はリングを離れて2022年6月に約1年半ぶりに復帰して勝利を収めている。戦績は31勝(17KO)3敗。
ボケメはいきなり足掛けからボアペアをマットに叩きつける。前に出るのはボアペアでボディからアッパーをガードの隙間にねじ込んでいく。ボアペアがジャブからヒザを突き上げ、ワンツーを打ったところでボケメが“タイム”を要求するような仕草を見せる。どうやら差し歯が外れてしまったようだ。
しかし、この勝手なストップのためレフェリーはボケメを試合放棄とみなしてゴングを要求。ボアペアのTKO勝ちとなった。