▼ONEライト級 サブミッション・グラップリング 世界タイトルマッチ 10分1R
〇ケイド・ルオトロ(米国)
[判定3-0]
×トミー・ランガカー(ノルウェイ)
※ルオトロが2度目の王座防衛
ケイド・ルオトロは、ADCC2022の77kg級で4試合連続一本勝ちを飾り、19歳9カ月という最年少ADCC世界王者に輝いたONEサブミッショングラップリング世界ライト級王者。
ONEグラップリングでは、青木真也に判定勝ち。ウアリ・クルジェフを内ヒールに極めてベルトを巻いた。2022年12月にWJJC2019フェザー級王者のマテウス・ガブリエルに判定勝ちで王座初防衛に成功している。
ランガカーは、北欧ノルウェーから世界を舞台に戦う柔術家。キムラ/ノヴァ・ウニオンでホセ・カルロスの指導の下、トレーニングを積み、2022年IBJJF世界柔術選手権ミドル級(82.3kg)3位。2023年12月のIBJJFノーギ世界選手権79.5kg優勝。2021年11月の『Polaris18』では、道衣90kg契約でイゴール・タナベとも対戦している。
1R、シングルレッグを見せるルオトロ。スタンドにつきあうランガカーは引き込まず組み手争い。右で脇を潜ろうとしたルオトロが崩して上に。ランガカーはツーオンで引き出して足関節、ヒールフック狙いもヒザは固定されないルオトロは横回転して外して上に。レフェリーのシャオリンはこの攻防でキャッチのコール。
ハーフガードのランガカー。足を効かせてルオトロのパス狙いにニーシルドもそこにルオトロはヒール狙い。股関節を固められず外すランガカー。
かつぎパスを狙うルオトロだが、かつがれず。右足首をつかみながら潜ろうとするランガカーに上から強引にアンクルを狙うルオトロにキャッチコールもすぐに抜いたランガカー。ルオトロのバック狙いに、ランガカーはうつ伏せからのヒザ十字狙い。ヒザを抜いたルオトロ。
激しいパスのアタックのルオトロ。それを足を効かせるランガカー。ルオトロはポジションを制せずもストレートアームバー狙いも、ここは極めさせないランガカー。
判定は3-0でルオトロが勝利。トップからアタックしたルオトロが接戦を制した。
ベルトを防衛したルオトロは、「とても嬉しい。ランガカーはダイナミックでフレシキブルで、予想していたけど、どう展開していいか難しかった」と語ると、MMAトレーニングをしていることをあらためて語った。
Kade Ruotolo 🇺🇸 retains the ONE Lightweight Submission Grappling World Title after a back-and-forth battle with Tommy Langaker! ⚔️
— ONE Championship (@ONEChampionship) June 10, 2023
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