キックボクシング
レポート

【ONE】アーセルが46秒KOでライト級ムエタイ王座戦防衛。ルオトロがランガカーに判定防衛、MMAフレイマノフが1Rフィニュシュ、スーパーボンがオズカンKOで「アラゾフにリベンジを」

2023/06/10 09:06

▼第3試合 ONEストロー級→キャッチウェイト ムエタイ 3分3R
〇マルティーヌ・ミキエレット(イタリア)
【判定3-0】
×アンバー・キッチン(英国)


 ミキエレットはONE初参戦。キッチンは3連敗中でジムを移籍して再起に臨む。

 1R、ミキエレットはサウスポー。開始と同時にキッチンが右を叩き込み、一気に連打でロープまで詰める。ブレイクで離れるとムエタイスタイルのミキエレットは右ローと左ストレート。

 キッチンは再び攻め気を見せるが、左ストレートを当てながらミキエレットが前へ出ていく。ミキエレットが組み付くとキッチンはヒジでミキエレットの左目上をカット。ミキエレットは左ストレートをボディにも打つ。次第にミキエレットのワンツーに押されるキッチン。

 2Rも前に出るのはミキエレット。キッチンは蹴り足をキャッチしていくが、ミキエレットの左をもらって顏の左側が腫れる。キッチンも中盤を過ぎると右を当て始める。

 3R、ミキエレットの左に下がらず右で打ち合いに行くキッチン。前蹴りの打ち合いから、キッチンが蹴り足をキャッチするとミキエレットはバックハンドブロー。

 ミキエレットは左のパンチを見せ、首相撲に持ち込むと離れ際には左ミドル。組み際にはヒジ。離れるとまた左ミドル。キッチンはワンツーで反撃するが、ミキエレットの首相撲を明らかに嫌がっている。

 判定は3-0でミキエレットが勝利。跳びあがって涙を流して喜ぶミキエレットに対し、4連敗を喫したキッチンはガックリと肩を落とした。ミキエレットは「この試合に勝って自由でハッピーで、厳しい練習をしてきたので本当に嬉しいです」と語った。

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