キックボクシング
レポート

【RISE】小林愛三リベンジならず、コムが新王者に!因縁の一戦は大﨑孔稀がKO勝ち、トーナメントは村上悠佳と聖愛が決勝へ進出

2023/05/28 18:05

▼第3試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R
〇石川泰市(Ten Clover Gym/同級5位、Stand Up King of Rookie 2022 -67.5kg優勝)67.35kg
判定3-0 ※29-28×2、28-27
×都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/KROSS×OVER認定KICK初代-67.5kg王者)67.25kg


 2018年KAMINARIMON全日本Aクラス-70kg優勝の石川はプロ戦績3勝(1KO)1敗1分の24歳。昨年9月に悠、今年2月に和田哲平を下しStand Up King of Rookie 2022 -67.5kg優勝を果たしRISEナンバーシリーズに登場する。


 対する都木は新極真空手出身で2015年の全日本ジュニア大会、2016年の全関東空手道選手権大会・中量級で優勝し頭角を表し、2017年には全日本フルコンタクト空手道選手権大会(JFKO)中量級でベスト8に入賞した。昨年2月にはDEEP☆KICK-70kg級王者の稲井良弥との無敗王者対決で判定負けを喫し初黒星となったが、9月の『Bigbang』では第7代Krushウェルター級王者・山際和希を3R TKOで下し再起を果たしている。戦績は6勝(4KO)1敗。


 1R、しっかりジャブを突く都木に石川は飛び込んでのワンツー。この石川の飛び込んでのパンチがヒットする。さらに前蹴りを多用する石川。都木の蹴り足をキャッチしての攻撃も繰り出した。


 2R、互いにいいジャブを打ち合い、ローを蹴り合う。石川は関節蹴りを多用し、都木はそれが気になる様子。飛び込んでの右フックをヒットさせた石川はもう一発右フックを打ち込んでダウンを奪う。


 3R、左ミドルと前蹴りを織り交ぜて左フックを狙っていく都木が左フックのヒットを奪い、動きが落ちた石川は右カーフからの左ハイ。グラついた石川だがクリンチで粘り、逆転を狙って攻め続けた都木だったが、石川が逃げ切っての判定勝ちとなった。

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