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【KNOCK OUT】引退試合の渡慶次幸平、鈴木千裕とのエキシビションマッチは「ハンパな試合はしない。三日月蹴りをぶっ刺す」、鈴木「僕の腹筋はそんな簡単に貫けない」

2026/02/20 12:02
 2026年4月18日(土)沖縄コンベンションセンター『KNOCK OUT.63 KNOCK OUT SPRING FES IN OKINAWA』(U-NEXT配信)の対戦カード発表記者会見が、2月19日(木)沖縄の首里城公園内守礼門前にて行われた。  パンクラス、ラウェイ、RIZINで活躍してきた渡慶次幸平(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)が地元・沖縄で引退試合を行うことに。その「渡慶次引退記念スペシャルマッチ 2分2R」(エキシビションマッチ)の相手は、後輩である鈴木千裕(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)に決定した。  山口元気KNOCK OUT代表は「千裕は本格的な復帰の前に大きいグローブとスネあて(レガース)を着けて、試合の感覚をつけるのにちょうどいいかなと。おそらく、この試合が終わった後にRIZINの試合が決まると思うけれど、そこでリングの感覚をつかむいいウォーミングアップになるかなと思っています」と、鈴木にとっても復帰戦へ向けていい調整になるとし、「千裕は本気で行くと思います」と話した。  その言葉を受けて渡慶次は「こんなハレの舞台を最後に作ってくれた山口代表とKNOCK OUT運営スタッフ、そして相手をしてくれる鈴木千裕に凄く感謝しているので、本当にありがとうございます。ただ、僕も48戦ぐらいしてきているので。2024年に2試合してるんですけれど、その2試合とも勝っているので、エキシビションですけれど勝ちに行こうかなと思っています。千裕にどこまで通用するのか分からないんですが、ハンパな試合はしないので是非皆さん応援に来てください」と、自分も本気で鈴木にぶつかりたいとする。  鈴木は「昔話になるんですけれど、格闘技で生きていく方法を教えてくれたのが先輩で。強くなる方法とか。とにかくそういう本当にしんどい下積みをずっと先輩と僕でやってきて。朝から晩までバイトやったりとか、試合に勝っても何の記事にもならない。そんな日々をやってる中、抜け出す方法を先輩とクロスポイント会長が導いてくれて、今現在やっています」と、渡慶次と自分の関係を話し、「先輩のテクニックとか先輩の発想とか、そういうのを全部僕は分かっているので。その先輩が教えてくれたことは間違っていないっていうことを、最後リングの上で先輩にぶつけようかなと思っていますので覚悟しておいてください」と言い放った。  これは鈴木が2024年6月に、ボクシングエキシビションで対戦した五味隆典戦前にも話していたことで、「師匠を師匠から教わったことで乗り越えることが本当の恩返し。本気でやらないと逆に失礼」という鈴木独特な考えによるもの。  長年、鈴木と行動を共にしてきた渡慶次も鈴木がそういう考えを持っていることは分かっているからこそ、試合について「三日月蹴りをぶっ刺します。それを刺す前に殴られて終わっちゃうのか。刺せれば終わると思うんですけれど、刺す前に倒される可能性もあるので。東京からも20人ぐらい観に来てくれるし、多分沖縄の友だちも観に来てくれると思うので、ペチペチやってもしょうがないので本気の戦いを見せます」と、本気でやるとする。  三日月蹴りを狙うと宣言して良かったのか、と聞かれると「だって、それしかないっすもん(笑)」と笑う渡慶次。  鈴木も「三日月、もう分かってますよ、来るのは。男なら、来たら腹筋に力入れて“フンッ!”て受けますよ。それが男じゃないですかね。三日月で貫いて欲しいですね。でも僕の腹筋はそんな簡単に貫けないので、それが楽しみです。逆に僕は右を当てますね。なので、その矛盾をどっちが当てるか観に来てくださいよ」と、その三日月蹴りを腹筋で受けきってみせるとし、自分は右のパンチで倒しに行くと宣言。  地元で引退する先輩でも躊躇なく殴れるのか、との質問には「それが格闘技の敬意ですから」ときっぱり。  鈴木は2025年5月の朝倉未来戦で敗れ、10月には右拳の手術を行ったことを告白。2026年の復帰を目指している段階だが、沖縄大会では100%の鈴木千裕が見られそうか、と問われると「それはお楽しみで」と答えた。  渡慶次には、どういう鈴木千裕を期待したいか、との質問が飛び「さっき千裕からもあったんですけれど、ずっと下積みを一緒にやってきて。ファイトマネー数万円の時代から一緒にやってきて、昔あったディファ有明って会場で売っているディファカレーを2人で『高いから買えねえな』なんつって。自動販売機のジュースを買うヤツって金持ちだよな、スーパーで買った方が安いっしょみたいな話も一緒にしてた仲で。千裕はそのままMMAで行くと思ったんですけれど、途中でキックに行ってキックで名前をあげてMMAでまたもう1回花咲かせて。  僕は僕でラウェイやりまくってテレビとかも出してもらって、お互いがそれぞれ成長したと思うんですよね。それの集大成っていう場所で。千裕が右の拳を折って、僕も右の拳を20箇所以上折ってるので、そこもなんか似てるというか。でも、千裕って僕がやってきたことを全部超えてきてるので。僕は右の拳を折ったけれど最後の試合も右で倒している。そう考えると、多分凄いのが来るんじゃないですか。お腹に穴が開くような、意識が飛ぶような。それを見たいし、観る人には見せたいなと思います」と、今回のエキシビションマッチは2人のストーリーの集大成だとし、鈴木の本気のパンチを受けてみたいとした。  鈴木は、渡慶次の強さについて「僕が17~18ぐらいの時から見てた時のと、今現在の大きい違いは、僕は責任と立場が先輩は全然変わったんだなって思いましたね。最初、もちろん先輩も可愛いお子さんがいて 、素敵な奥さんがいて。当時は格闘技で喰えていなかったので、稼がなきゃいけない、勝たなきゃいけない、生き残らなきゃいけない、むしろ生きなきゃいけないっていう現実が日に日に先輩を強くしていったのかなと思っていて。僕もそれに引っ張られて同じく強くなっていったと思うので、責任と立場が先輩を作ったのかなって僕は思っています」と評する。  そして「最後、先輩の引退式に僕が本気で勝負しようと思っていますので、それ含めて楽しみにしてください。最後に、僕は前回試合が終わってから1日たりとも下を向いてないです。常に前しか見てないので、完全復帰楽しみにしてください」とファンへメッセージを送った。
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