キックボクシング
レポート

【GLORY】ペットパノムルンがハイキックでダウンを奪いV6、ヘビー級GP予選はラドウーニが勝利、驚異の戦績を持つラジャブザデが56回目のKO勝ち、テッサ・デ・コムに勝利のコスナルドは減点3回で判定負け

2023/05/28 04:05


▼第3試合 ウェルター級 3分3R
×ロビン・シリック(オランダ/同級4位)白
判定0-5 ※27-30×5
〇チコ・クワジ(オランダ/同級6位)黒


 オランダの新星シリックとクワジが対決。シリックは21勝(7KO)5敗、クワジは40勝(22KO)5敗。“モンキールフィ”の異名を持つクワジは麦わら帽子を被っての入場だ。


 1R、クワジは一気に入ってショートのワンツー。シリックは右ミドルを蹴ってバックキックを繰り出す。クワジはそれに対して2段蹴り。後ろ蹴りを連発するシリックだが、クワジの出入りに苦戦している様子。オープンスコアは10-9×5でクワジ。


 2Rも積極的に入って行くクワジ。両手でプッシュしながら前へ出てヒザを見舞う。飛び込んでの左ボディ、右フックを繰り出してヒザへつなぐクワジ。ワンツー、左ボディも飛び込んでヒットさせる。シリックは両腕ブロックで防戦一方に。シリックの右フックはクワジのスウェーに連続して空を切る。オープンスコアは10-9×5でクワジ。


 3R、右フックで前へ出るシリックだが、クワジは左フック、右ストレート、つかんでのヒザ。クワジの出入りに自分のペースが全くつかめないシリックに、クワジは左ハイを見舞う。ジャブ、ヒザをもらったシリックはバックキックを放つも不発。クワジは左ミドルから、回転しての蹴りを繰り出す。


 判定5-0でクワジの勝利となった。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント