▼第18試合 ウェルター級ワンマッチ
×あきべぇ=74.85kg
判定0-5
〇ほっそん=75.00kg
あきべぇ=74.85kg
「18年ぶりの殴り合いだから、俺も久々に軽く減量してピリピリモード入ったから公開でぶっ倒してやる」
ほっそん=75.00kg
「18年越しでリベンジ戦が、現役時代実現しなかったリベンジ戦が行われるなんてこれ以上ない盛り上がり。これ以上にない舞台でやらせてもらって、王者同士の殴り合い、倒し合いしようよ」
今回が初参戦となるあきべぇは元プロボクサーで、2005年全日本ウェルター級新人王&MVP、第50代日本ウェルター級王座、第37代OPBF東洋太平洋同級王座。第17代PABAスーパーウェルター級王座、日本同級暫定王座、第37代OPBF東洋太平洋同級王座を獲得するなど華々しい経歴を持つ。2006年にはフロイド・メイウェザーとスパーリングをした経験も。
さらに、2007年9月にはWBA世界ランカーをKOし、あの浜田剛史が持っていた日本人選手の連続KO勝ち記録とタイとなる15連続KOを達成した。2019年12月のOPBF王座の初防衛を最後に、新型コロナウイルスの拡大やスーパーウェルター級の選手不足などで試合が決まりにくく、モチベーションやパフォーマンスが維持できなくなったという理由で引退。「あきべぇ」は牛若丸あきべぇとのリングネームを使用していた時期があるところから。
対するほっそんこと細川貴之は第35代日本スーパーウェルター級王座、第32代OPBF東洋太平洋同級王座、IBFアジアスーパーウェルター級王座を獲得した、こちらも元プロボクサー。世界ランキングにも名を連ねたが2017年3月に網膜剥離のためを決意。2017年4月の試合を最後に引退したが、BreakingDownのオーディションに参加し、2022年7月の『BreakingDown 5』から定期的に出場している。
しかも両者はボクサー時代の2005年12月に全日本ウェルター級新人王決定戦で対戦しており、あきべぇが2R1分10秒、KO勝ちしている。
サウスポーのあきべぇ。ほっそんはジャブを突き、あきべぇが左右フックでほっそんにケージを背負わせるとほっそんも打ち合う。ほっそんの左フックとあきべぇの左ボディが同時にヒット。ほっそんはここで右カーフを蹴る。前に出るのはあきべぇ。
判定はオーディエンスジャッジのみがほっそんを支持したがドロー。延長戦へ。あきべぇが右フック2発から左フック、ほっそんも左フックを返す。やや大きなパンチを繰り出すあきべぇに、ほっそんはバックステップでさがりながら打ち終わりを狙う。さらに組んできたあきべぇにヒザ蹴りを見舞った。前に出てくるあきべぇにジャブと右ストレートを上手くヒットさせるほっそん。下がりながら打つほっそんが上手く当て続け、判定5-0で現役時代のリベンジを果たした。