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2023年6月24日(土)の『RIZIN.43』北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が持つRIZINフェザー級王座に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、5月7日(日)13時から、パラエストラ八王子で無料の「公開ワークアウト」および子供たちとの交流会を行うことを発表。クレベル戦への意気込みも語った。
MMAの練習拠点のひとつとして通うパラエストラ八王子で、セコンドの塩田“GOZO”歩との「公開ワークアウト」および子供たちへのお菓子の配布を行う鈴木は、「ゴールデンウイークになかなか遠出が叶わなかったりする子供たちがいたら、ぜひ来て楽しんでもらいたいです。僕も子供の楽しんでる姿を見たいし、どんどん触れあいたい。今の未来は自分達が作るので、その姿を子供に見てもらい、さらなる未来に繋げていければと思ってます」と、ジムでの交流を語っている。
また、6月のクレベルとのタイトルマッチに向け、「クレベル選手は寝技も打撃も強くて、スキルも上がっていると思います。当然クレベル選手は強いけど、自分も強いので特に相手にビビることはありません。小さい頃からの夢をやっと叶えられる時が来たので、全てを出し切ってKOします!」と意気込みを語った。
さらに、SNSでも「これまでいろいろありましたけど、やっときた。やってやんぞという気持ちでいっぱいです。RIZINで5連勝(山本空良、平本蓮、萩原京平、今成正和、中原由貴に勝利)して、キックで7連勝してここまで来たから、あと1歩。俺の格闘技人生のなかで、この1戦のために本気で頑張って追い込んで身体作って、勝てば夢が叶うってすごいこと。ここまで平坦な道のりではなかったけど、ここを越えたら見える景色も変わって来ると思うし、応援してくれる人たちが間違っていないことを証明できる。最後ではなく、ここが始まり。俺の第一章をちゃんと見届けてください。楽しみにしていてください。必ず俺が勝って、二刀流を体現して絶対にチャンピオンになります」と、キックとの二刀流で頂点に立つことが可能だということを示したいとしている。
塩田GoZo「千裕君はクレベルと相性がいい」
パラエストラ八王子の塩田“GoZo”歩代表は、クレベル戦に向かう鈴木について、「クレベル選手は、日本やKSWで一本勝ちの山を築き上げてきました。ただ自分はそこに穴があると思っており、マテウス・ガムロ戦やパトリシオ・ピットブル戦は、寝技を防がれることにより判定負けを喫しています。千裕君は、RIZINでの山本空良戦や今成正和戦など、成長過程で戦略的な戦い方も習得してきました。クレベルとの相性はいいと思います。どのように千裕君がクレベルを攻略するのか期待しててください」と、攻略に自信をみせており、鈴木はRIZIN6連勝で戴冠なるか。
今日はかわなごさん、はぎさん、古間木さんがいて、
— 亀井晨佑/Shinsuke Kamei (@shin_p8) April 22, 2023
そしてまだ徳さん、番長さんもいる、
18でジムに入って今まで一番、下からも上からもたくさんの刺激を貰っています。 https://t.co/U9O0W6dxFt
鈴木千裕に加え、パラエストラ八王子にはフェザー級で暫定王座に挑戦した亀井晨佑(4.30 vs.パン・ジェヒョク)、5勝1敗の高木凌、3連勝中の梶本保希ら同世代の若手が揃っており、徳留一樹や高橋良明らベテランの強豪も練習を行っている。
今回のワークアウトでは、「鈴木千裕vs.GOZO」のほかに「徳留一樹 vs.高木凌」、高校1年からMMAを始めた「鈴木悠斗 vs.鈴木大晟」も組まれており、ゴールデンウイークの最終日に、格闘技が好きな子供たちへ大きなプレゼントとなりそうだ。
パラエストラ八王子の塩田“GoZo”歩代表は、「ゴールデンウイークの最終日に少しでも親子で楽しんでもらえたら。完全無料なのでぜひ遊びに来てください」と語っている。
3月26日の『PANCRASE 332』では鈴木と同じフェザー級で、高木凌が遠藤来生を2R、鮮烈のKOで下したばかり。2021年3月の『RIZIN.27』でのホベルト・サトシ・ソウザ戦以降、いったん試合から離れていた徳留も登場予定で、高木とのワークアウトでどんな姿を見せるか。
高木は、前戦の試合後、鈴木千裕との練習や出稽古を行っていること明かしており、「パラエストラ八王子を常勝軍団にしたい」と語っている。4月30日に暫定王者・透暉鷹を苦しめた強豪パン・ジェヒョクと戦う亀井晨佑も含め、“パラ八”ファイターの今後に注目だ。