▼第10試合 フライ級 暫定キング オブ パンクラス タイトルマッチ 5分5R
○翔兵(56.6kg/升水組/1位/11勝3敗)
[2R 4分50秒 TKO]
×上田将竜(56.65kg/緒方道場/3位/11勝4敗)
※翔兵が暫定王者に
第5代フライ級王者の仙三がONE参戦中。また怪我により防衛戦の目途がつかないため、翔兵と上田将竜によりフライ級暫定王座が争われる事となった。
翔兵は現在3連勝中、前戦では当時修斗1位にランキングされていたライリー・ドゥトロに判定勝利しンキング1位に。対する上田将竜は現在4連勝中。前戦では小川徹を相手に衝撃の右ハイキックでKO勝利を飾っており、ランキング2位につけている。
両者は2年半前に直接対決し、その時は翔兵が打撃で圧力をかけて上田を完封、判定で翔兵が勝利している。互いに敬意を示している両者。翔兵は前回以上の圧倒を考えているだろう、そして上田はそれ以上の積極さで試合の主導権を握りたい。実力者同士の削り合いを制すのはどっちだ!?
1R、距離を保つ上田は右の三日月気味の前蹴り、右ハイを狙う。翔兵は左右で詰めて右を差して押し込み、離れ際に打撃を狙う。その飛び込みに上田は左で迎え撃つ。3者10-9で翔兵。
2R オーソドックス構えから右で飛び込む翔兵。その離れ際に右を狙う上田。ブレーク。金網際で翔兵のヒザが金的に当たり中段。再開。蹴りから得意のダブルレッグに入る上田。金網背に凌ぐ翔兵は体を入れ替える。圧力をかけていくのは翔兵。上田も右ハイを狙うが、右フックに上田が後方にダウン! パウンドに上田は腕を掴んで腕十字を狙うが、亀になったところに鉄槌連打、レフェリーが間に入った。
ベルトを巻いた翔兵は「これからPANCRASEのフライ級は僕が引っ張っていきます。仙三さん、俺とやろうよ。ベルトは2ついらないから。引退試合、待ってるよ」