朝倉海との対戦が決定した元谷。朝倉は米国修行中のためzoomにて会見に出席
2023年3月6日(月)13時より『RIZIN.42』(5月6日・有明アリーナ)の対戦カード発表記者会見が行われ、下記10カードが発表された。
▼バンタム級(61.0kg)5分3R
朝倉 海(トライフォース赤坂)
元谷友貴(フリー)
注目のバンタム級では、朝倉海が右拳の手術を経て、2021年大みそか以来、1年3カ月ぶりの復帰戦。
2022年大みそかに元UFCのホジェリオ・ボントリンを2R KOに下し、5連勝中の元谷友貴と対戦する。
▼バンタム級(61.0kg)5分3R
井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
フアン・アーチュレッタ(米国)
また、Bellatorから大みそかにキム・スーチョルに判定勝ちしたフアン・アーチュレッタが再来日。
2022年大みそかに瀧澤謙太に2R ストレートアームバーで完勝した井上直樹と対戦する。このバンタム級2試合が今大会のダブルメインイベントとなり、勝者は7月末に関東圏での開催を予定している大会で堀口恭司が返上したRIZINバンタム級王座決定戦に進出する。
▼ライト級(71.0kg)5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)
スパイク・カーライル(米国)
Bellatorからは、もうひとり有明大会に参戦が決定。2022年4月のRIZINで武田光司を2R ギロチンチョークで極めたスパイク・カーライルが再来日。現RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザと対戦する。
サトシは、2020年8月の矢地祐介戦から5連続一本勝ちで2度の王座防衛に成功。2022年大みそかのBellatorとの対抗戦でAJ・マッキーに判定負けで3年2カ月ぶりの黒星を喫していた。今回対戦するカーライルは、2022年10月のBellatorでAJ・マッキーに判定負けもAJを苦しめており、再起を目指すサトシにとって、真価が問われる試合となる。
▼スーパーアトム級(49.0kg)5分3R
伊澤星花(フリー)
山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)
また女子スーパーアトム級で、山本美憂の引退試合が決定。現RIZINスーパーアトム級&現DEEP JEWELSストロー級王者の伊澤星花と対戦することが発表された。
山本は、日本女子レスリング黎明期に軽量級の女王として君臨し、42歳にしてMMA転向後はRENAと2度対戦するなど女子格闘技の人気を押し上げる活躍を見せてきた。2018年から2019年にかけて4連勝をマークも、2020年大みそかの浜崎朱加戦以降、RENA、大島沙緒里を相手に3連敗中で、48歳でMMA最後の試合に臨む。
25歳の伊澤は、MMA9勝無敗の王者。前戦は2022年大みそかのパク・シウ戦で、スプリット判定勝ちでスーパーアトム級ワールドGP優勝を決めている。伊澤が辛勝したパク・シウは山本とも練習しており、伊澤にとっては警戒すべきKRAZY BEE勢との連戦になる。
▼フライ級(57.0kg)5分3R
竿本樹生(BRAVE)
ジョン・ドッドソン(米国)
▼フライ級(57.0kg)5分3R
山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)
伊藤裕樹(ネックス)
▼フライ級(57.0kg)5分3R
征矢 貴(パラエストラ松戸)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)MMA15勝(9KO)2敗
フライ級では、大みそかに所英男を1R TKOに下したジョン・ドッドソンが、ZSTフライ級王者の竿本樹生と対戦。MMA14連勝中の竿本は元UFCのドッドソン越えを果たせるか。
また、山本美憂の長男・山本アーセン(26歳)が2020年8月以来、2年9カ月ぶりの復帰戦。2013年グレコローマン世界カデット選手権69kg級優勝のアーセンは、RIZINでの前戦で加藤ケンジに1R KO負けでMMA3勝5敗。母・美憂と同じ大会で復活を遂げることが出来るか。
対する伊藤裕樹は、MMA13勝4敗。2022年8月から開催中のDEEPフライ級GPでは、原虎徹、ビョン・ジェウンを下し、準決勝進出も、2023年2月に本田良介に判定負けで決勝進出ならず。強豪ぞろいの同GPを戦ってきた実力を、2022年7月以来のRIZINで見せるか。
そのほかフェザー級で、YA-MANのMMAデビュー戦、さらにFighting NEXUS王者・横山武司が初参戦するなど、下記3カードも決定している。
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
ボイド・アレン(南アフリカ)
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
山本琢也(パラエストラ千葉)
横山武司(Swells柔術ジム)
▼フェザー級(66.0kg)5分2R
三浦孝太(BRAVE)
YA-MAN(TARGET SHIBUYA)