▼ライト級 5分3R
〇AJ・マッキー(米国)19勝1敗 ※ライト級初戦 155.8lbs/70.66kg
[判定3-0] ※29-26, 30-26, 30-27
×スパイク・カーライル(米国)14勝4敗 156.6lbs/71.03kg ※200g体重超過
二階級制覇を目指すAJ・マッキーが、2014年のアマチュアMMA以来、プロでは初のライト級戦に臨む。
その対戦相手は、前戦で4月の『RIZIN.35』で武田光司にギロチンチョークで一本勝ちしたスパイク・カーライル(米国)に決定した。
2021年12月のBellatorデビュー戦では、ダン・モレットととの元UFC対決をリアネイキドチョークで一本勝ちで制しているカーライルは、ライト級の厳しさをその厚い身体を持って示すか。それともAJが階級を超えて、ライト級でも天賦の才を発揮するか。
What you gonna do, brother!? 🔴🟡#Bellator286 is live on @SHOsports. pic.twitter.com/SQrCO9wIHF
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ハルク・ホーガンのコスプレと『Real American』で入場したカーライル。マッキーは札束を振りまいて入場。
1R、ともにサウスポー構え。跳びヒザで飛び込むカーライル。さらに左右を強振し怒涛のラッシュで前進するが、マッキーも右ローから左を当てると、カーライルの組みを切り返してダブルレッグテイクダウン。
WHAT A START TO THIS FIGHT #Bellator286 pic.twitter.com/HbuVjWAWYQ
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出血してクローズドガードのカーライルは体格差を活かしてリバーサル! 三角、オモプラッタ狙いのマッキーを外してハーフから背中を着かせてハーフに。左足を抜いてパウンドする。
潜り腰を切りフルガードに戻すマッキーに再び片足を抜くカーライル。マッキーはスイープから上に。スクランブルするカーライルにヒップアタックからバックテイク! リアネイキドチョークを狙うが、アゴを引くカーライルがリバーサルして上になりゴング。
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2R、先に詰めて後ろ蹴りのマッキー。詰めるとそこにダブルレッグはカーライル。切るマッキーはシングルレッグもギロチンチョーク狙いのカーライル。引き込むが足を越えているマッキーはすぐに首を抜く。亀になるカーライルの首を狙うマッキー。首を防御するカーライルは立ち上がるも、すぐにダブルレッグでアタックする。
金網使い立つカーライルは組むが、がぶるマッキーはアナコンダチョーク狙い。亀でしのぐカーライルに腰を振り引き落とすマッキーは首を掴み、ペルビアンネックタイ狙い。
これも外してクローズドガードのカーライルは背中を着いて蹴り上げも、さばいてパウンドのマッキーが上のままゴング。
A.J. McKee and Spike Carlyle chose violence at #Bellator286
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3R、オーソドックス構えから入るマッキー。カーライルの組みに左で差して早々にテイクダウンしサイドに。ヒジ打ちにカーライルは出血。
ケージを蹴ってシングルレッグで立とうとするカーライルが正対したところで、再びダブルレッグでテイクダウンはマッキー。
.@ajmckee101 showing out in front of his home crowd 🔥#Bellator286 pic.twitter.com/qyq00ifBB0
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立ち上がるカーライルの足首をつかんでピックして倒すマッキー。しかしカーライルもシングルレッグから脇を潜りバックへ!
これをヒップアタックでかわしてアンクルホールドはマッキー。さらにギロチンから後方に回してマウント、リアネイキドチョークもカーライルも凌いでゴング。
What a fight 👏#Bellator286 is LIVE on @SHOsports. pic.twitter.com/EJ9Jhc4Aws
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1Rからノンストップの攻防を繰り広げるも、後半でスミタナが落ちたカーライルに攻勢となったマッキーが判定3-0(29-26, 30-26, 30-27)で勝利。
試合後、マッキーは笑みを浮かべながら「もっと簡単にいけると思っていた。(カーライルは)タフだった。ライト級はいい感じだよ。大きくなってより強くなった。ベルトはいつも目標だ。(2023年のライト級GPは)(地元の)ロングビーチでやってやるぜ!」と語った。