▼ウェルター級 5分3R
×ダニエレ・スカティッツィ(イタリア)12勝7敗 164.2lb(74.47kg)
[判定0-3] ※27-30, 28-29×2
〇ドミトリー・フリツェンコ(ウクライナ)8勝0敗 164.2lb(74.47kg)
1R、サウスポー構えのスカティッツィのフックの飛び込みに、フリツェンコは組んで脇潜り、スタンドボディロック。スカティッツィのアームロック狙いに、フリツェンコは腕を抜く。
右関節蹴りを見せるスカティッツィ。ワンツーから右ハイをスナップを効かせてガード上に当てる。さらに前足の右ハイも。フリツェンコは右ミドルハイを返す。さらに跳びヒザのスカティッツィに掴むフリツェンコに離れるスカティッツィ。フリツェンコも二段蹴り。さらに詰めてボディロックテイクダウンでゴング。
2R、右の蹴りで牽制し、オーソにしてからサウスポー構えとなるスカティッツィ。右ミドルのフリツェンコに、蹴り返しのスカティッツィは右のスナップあるハイキック。手数が少ないフリツェンコは後ろ廻し蹴りは空振り。スカティッツィは左ハイをガード上に当てる。続く右の蹴りの打ち終わりに組もうとするフリツェンコだが、スタンドでがぶるスカティッツィがヒザ蹴り。頭抜いて離れるフリツェンコが再び組んでゴング。
3R、サウスポー構えから入るスカティッツィは左右の蹴り。フリツェンコも蹴りの打ち返しから左右連打で詰める。さばくスカティッツィ。フリツェンコはオーソから左の蹴り。左の蹴りのダブルから右ミドルハイ、左インローを足数を増やすフリツェンコ。オーソに戻すスカティッツィは左で前進。さらに右ジャブで詰めるが、サークリングするフリツェンコ。飛び込むスカティッツィの連打に、フリツェンコはかわしながらゴング。
判定は3-0(30-27, 29-28×2)でテイクダウンも織り交ぜたフリツェンコが接戦を制した。