▼第15試合 ボクシングルール 3分1R延長1R バンタム級(54-59kg)
ד悲しみのチャンピオン”矢島直弥 ※元WPMF日本フライ級&元蹴拳ムエタイフライ級王者
判定0-2
〇“NARIAGARI DREAMER”としぞう
プロキックボクサーの矢島は元WPMF日本フライ級王者&元蹴拳フライ級王者で、この大会での浮上を狙う。としぞうはBreakingDownの常連選手ながら、今大会参戦に名乗りをあげた。皇治はこの試合を「裏メインですね」と評する。当初、この試合はキックボクシングルールで行われる予定だったが、パンチのみのスタンディングバウトルールに変更となった。
としぞうはジャブ、矢島もジャブを突く。前に出るのはとしぞうで矢島は右アッパー、左ボディを打つ。矢島の右フックに左フックを合わせるとしぞう。前に出てボディを打つとしぞうが左フックで矢島にロープを背負わせると左ボディを2発。矢島も左ボディを返して右フックにつなげる。残り30秒で矢島がラッシュをかけるがとしぞうも負けずに打ち合う。
判定はヒット数で上回ったとしぞうが2-0で勝利。プロキックボクシング王者を破る番狂わせを起こした。
としぞうはマイクを持つと「としぞうです。今回NARIAGARIでいろいろやっちまった点が多々あって申し訳ありませんでした。ただこの試合に勝って全部引っ繰り返そうと思いました。どうですか、皇治CEO(皇治は「これは事件ですよ」とコメント)事件ですよね。分かるっす。NARIAGARIってこういうことだと思うんですよね。元王者に勝つのがNARIAGARIだと思って。なまら嬉しいです。でも本当のNARIAGARIって、皇治CEO、NARIAGARI.10くらいで僕とやってくれないですか?」と皇治に対戦を表明。
しかし、皇治が「殺すぞ」と答えると「すいませんでした」とすかさず謝るとしぞう。
続けて「あと、NARIAGARIを見たらNARIAGARIの選手なまら強いと思ったんですよ。いつかBreakingDownと対抗戦どうですか?」と、勝手にNARIAGARIとBreakingDownの対抗戦をぶち上げるが、皇治は「あまり興味ないです」と一蹴。
しかし皇治は「でも楽しいことをやって格闘技界を盛り上げていくのはいいと思うので。セミファイナルは青木真也vs.安保瑠輝也でメインは朝倉未来と皇治でNARIAGARI BOXファイトで」と答える。
としぞうが「としぞうは? としぞうは?」と自分の出番はないのかと言うと、皇治は「みんなで盛り上げましょう」。
最後にとしぞうは「俺がNARIAGARI DREAMERだ!」と吠えた。
ゲスト解説の内山高志は「凄いよ、素人が元キックの王者に勝つなんて大したもんだ」と、知り合いだというとしぞうを称えた。