▼第8試合 68kg契約 3分3R
×山際和希(谷山ジム/初代Bigbannウェルター級王者)
判定0-3 ※29-30、28-30、27-30
〇プライチュンポン・YSSジム(タイ/YSSジム/IMCインターナショナル・スーパーウェルター級王者)
山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨。しかし、王者として臨んだ11月の『Bigbang』でFUMIYAにKO負けを喫し、続く2021年1月の初防衛戦で加藤虎於奈に敗れて王座を失った。2022年11月にはBigbangウェルター級Explosionトーナメントで優勝。戦績は36勝(13KO)20敗4分。
プライチュンポンは『MAX MUAYTHAI』や中国で試合をしていた重量級ムエタイ戦士で、2019年11月の『KNOCK OUT』に初来日。日本ミドル級トップクラスの元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98に勝利を収めた。その後は2019年12月の『BOM』でガオナー・PKセンチャイムエタイジムとのタイ人対決では判定負けを喫している。2021年3月にはK-1に参戦し、野杁正明と対戦するも判定負け。2022年1月の『NO KICK NO LIFE』ではヒジありルールで緑川創に判定負け、同年3月には安保瑠輝也にKO負けした。戦績は61勝(21KO)39敗2分。
1R、サウスポーのプライチュンポンは左ローを蹴って左ストレートを伸ばして前へ出る。山際はまだ目が慣れていないかクリンチを多用。プライチュンポンの左ストレートに仰け反る山際。終盤、ようやく得意の右ミドルを蹴りだす。
2Rも左のパンチを繰り出して前へ出るプライチュンポン。山際は入り際が捉えられないのか、クリンチを連発してしまう。プライチュンポンの強烈な左ミドルが決まり、山際はショートでパンチを打ちたいのか踏み込むがクリンチになる。
3R、プライチュンポンの左ミドルが強く決まり、前へ出てい行く山際だが逆にプライチュンポンの左ストレートをもらう。組んだ時にアッパーを突き上げる山際だがヒットは奪えず、逆にプライチュンポンの左をもらって仰け反る。プライチュンポンはもう勝利を確信したか、前へ出る山際にクリンチを繰り返して試合終了。