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レポート

【Krush】“勝利至上主義”大沢文也がらしい勝ちっぷりで初防衛、スーパー・ライト級王座決定トーナメントは寺島輝、小嶋瑠久、塚本拓真、稲垣柊が勝ち抜き

2023/01/21 18:01

▼第9試合 第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(4)3分3R延長1R
〇寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB)
判定2-0 ※30-29×2、30-30
×蓮實 光(パラエストラ栃木)
※寺島が準決勝へ進出。


 寺島は極真空手と伝統派空手を学び、2019年4月にKrushでプロデビュー。そのデビュー戦から3勝3KOを達成し、2019年11月には初の国際戦で韓国人選手から判定勝ち。4戦無敗で2020年3月のK-1に出場し、山崎秀晃に挑んだがKO負けで初黒星を付けられた。12月の斉藤雄太戦でもTKOで敗れて連敗を喫するが、2021年7月の松本篤人戦で判定勝ちして再起を飾った。11月には第7代Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人にも勝利して、2022年6月に第8代王者・佐々木大蔵に挑戦したが3R TKO負けで王座奪取ならず。戦績は6勝(3KO)3敗。


 蓮實は学生時代に柔道を学び、卒業後は総合格闘家として活躍。ミャンマーラウェイ挑戦を経て、2018年6月からKrushに参戦した。強打を武器に東本央貴、大沢文也をKOで撃破したが、2020年12月の朝久泰央戦から2022年9月の稲垣柊戦まで6連敗中。戦績は5勝(3KO)8敗。


 1R、前へ出る蓮實に寺島はガードをガッチリと固めた状態で回り込んでの左の蹴り。左ハイが蓮實をかすめる場面も。


 2R、寺島はジャブと前蹴り、蓮實は右カーフを蹴る。蓮實がフックを繰り出すと必ず蹴りを返す寺島。蓮實が左ボディを打つとすかさず左フックを返す。ジャブを出して様子を見る蓮實に寺島の左ハイが伸びる。ジャブを打ち、右カーフを蹴る寺島。


 3Rも回り込みながらジャブ、右ロー、前蹴りとアウトに徹する寺島。蓮實はフックを打っていくが、空振りしたところに寺島のフックをもらう。守る時はしっかり守り、相手の打ち終わりや攻めてこないところに攻撃を仕掛ける寺島。


 判定2-0で寺島が準決勝進出を決めた。

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