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レポート

【Krush】鈴木勇人がタフファイトを制してリベンジ、48歳・大月晴明が延長戦まで粘るも東本央貴にスプリット判定負け、松谷綺が優に苦戦辛勝、MOEがケイトを延長戦で振り切る

2022/11/26 20:11

▼第8試合 エキシビションマッチ 2分2R
―大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
勝敗なし
―永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)


 永坂を挑戦者に迎えてKrushスーパー・バンタム級王座の初防衛戦を行うことが決まっていた王者・璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)が練習中に右拳を負傷。右環指中手骨骨折と診断されたため今大会を欠場することに。代わって永坂と同門の大岩とのエキシビションマッチ2分2Rが決定した。大岩は9月の『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』以来のリング登場となる。


 永坂は先輩の大岩へ遠慮なく後ろ廻し蹴り、左右フックを連打、ミドルキックも連打。大岩は裏拳で打つような変わったパンチやバックハンドブローを繰り出し、最後はフックを互いに打ち合って終了。


 大岩はマイクを持つと「K-1の鎖野郎、大岩です。吏羅と決まった時はマジでエキシやるのかと。強いし蹴り技も凄いし、1Rにハイをもらったので、KRESTの中で一番戦いにくい相手だと。でも、足りなかったところを発見しました。僕、鎖をやめたんですけれど次の後継者を探していて見つけました。今日吏羅に受け継いでもらおうと思って持ってきました」と、かつてのトレードマークだった鎖を永坂に引き継いでほしいと渡そうとする。


 しかし、永坂の返事は「いらないっす。大丈夫です」とあっさり拒否。


 大岩は「次、僕はK-1のベルト、レオナ選手との試合は記憶が飛んで覚えてないので負けたと思ってないのでいち早くリベンジします」とK-1のベルトを狙うと言い、永坂は「タイトルマッチを楽しみにしていた皆様、こういう結果になって本当に申し訳なかったです。正直、率直に言わせてもらうとプロ失格だと思っていますし、俺から言わせてもらうと覚悟が足りないと思うので、早く拳治してもらって俺が王者になってK-1 NEXTは俺が引っ張っていこうと思っています。1週間前にエキシが決まったんですが、快くうけてくださった龍矢さんに感謝とリスペクトを送りたいと思います」と璃明武を痛烈に批判し、王座奪取を宣言した。

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