キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】龍聖が華麗なハイキックでKO「KNOCK OUT最高!」、バズーカ巧樹は辛勝、壱が競り合いを制して悲願の王座に就く

2022/11/19 19:11

▼第4試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R
×響波(Y's glow/元KNOCK OUT-REDバンタム級王者)
KO 1R 1分33秒 ※右フック
○古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)


 響波は空手出身で多彩な足技を持ち、様々なリングで活躍。2021年9月に初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦で安達浩平をTKOで破り初代王座に就いたが、KNOCK OUTには1年2カ月ぶりの参戦。今年8月28日にはMA日本キックボクシング連盟で同連盟のスーパーバンタム級王座も奪取し、二冠王となっての凱旋となる。古木はフルコンタクト空手出身。3勝(2KO)1敗の新鋭で、9月大会では初回TKO勝ちを収めた。5戦目にしてノンタイトルながら王者との対戦というチャンスをものに出来るか。


 勝者は12月11日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.8』にて工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)と初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦を行うことが決定済み。


 1R、響波はいきなり組み付いてヒザを突き刺すと、古木も負けじとヒザを突き返す。左右に構えをスイッチする響波がロングリーチから重いパンチを繰り出し、アッパーとヒザを突き上げる。


 響波の猛攻が続く中、踏ん張って下がらない古木は右フック一閃。この一発で響波が仰向けに倒れ、そのまま立つことが出来ず古木の一発KO勝ちとなった。

 古木はマイクを持つと「こうして勝てたのもジムのみんなとサポートしてくれている家族のおかげだと思います。12月にチャンピオンを懸けた試合があるので皆さん応援お願いします」と感情を出すこともなく淡々と話した。

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