キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】龍聖が華麗なハイキックでKO「KNOCK OUT最高!」、バズーカ巧樹は辛勝、壱が競り合いを制して悲願の王座に就く

2022/11/19 19:11

▼第5試合 KNOCK OUT-RED-50.8kg契約 3分3R延長1R
○老沼隆斗(STRUGGLE/元REBELS-REDスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-28×3
×阿部晴翔(チーム・タイガーホーク)


 老沼は空手仕込みの多彩な蹴り技で2018年6月に総当たりリーグ戦で優勝してREBELS-REDスーパーフライ級王座に就き、REBELS軽量級のエースとして君臨。2度の王座防衛に成功している。REBELS王座は2021年2月の3度目の防衛戦で白幡裕星に奪われたが、6月にはNKBに乗り込んで同団体バンタム級4位の海老原竜二に判定2-0で勝利。10月の『RIZIN』に出場を果たすも、奥脇竜哉に判定2-0で惜敗。11月には花岡竜にKO負けを喫し、今年4月の『ムエタイスーパーファイト』では山田航暉に判定で敗れ連敗中。9月のNJKFで嵐との対戦が決まっていたが、相手の体重超過で試合がなくなってしまった。


 1R、老沼は蹴りの距離を保ち、強い右ロー、右カーフ、右ハイを蹴る。阿部は飛び込んでの左フック、左ボディ。蹴りで距離を支配する老沼は阿部の右ストレートを寸前で見切る。


 2R、老沼はさらにパワーを強めて左ミドル、右ハイ、右ロー。阿部は右フックで飛び込む。老沼は左ヒジも見せる。阿部あ老沼のミドルに右を合わせ、左ボディも強打。阿部は左ボディを強打するがなかなか入り込めず、老沼は右ハイ、左ミドル、組み付くとヒジを叩きつけるなど手数もヒットも多い。


 3R、左右ミドルを蹴る老沼に入り込もうとする阿部。それを蹴りで入れさせない老沼。老沼は左ミドルから左ボディを入れると、阿部の返しのフックはかわす。左右ミドルで快音を響かせる老沼に阿部は諦めず前進を続けるが、老沼は組み付いて阿部を組み倒す。右ハイはブロックしたものの、阿部は体勢を崩す。


 判定は3-0で老沼の勝利となった。

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